小悪魔☆ハニーvol.23《T.MASUDA》

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ｼｹﾞ「これからあの子は。
ずーっと希ちゃんに脅えながらまっすーと付き合っていくってことかよ‼」


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増田「そんなこと言ってねーだろ。」









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ｼｹﾞ「じゃなんなんだよ‼
解決もしない。
話し合いもしない。




希ちゃんに呼ばれたら会いに行って…
どこかで出会ったらAちゃんを隠して…





そんなの。
これから何年続けていく気だよっ‼」









増田「そんなことはしない‼」









ｼｹﾞ「じゃぁ、今は⁈
脅されたからって小山の家に隠れて…

見つけたと思えばまたいなくなって…


お前たち2人のせいでみんな振り回されてんだぞ？」









．

増田「迷惑ってことかよ…」









ｼｹﾞ「あぁ、迷惑だよ‼

職場でのお前と小山に
みんな気を使ってる。

それはどう説明する？

Aちゃんのせいだろ。


お前とAちゃんがはっきりしないからこんなことになって。
みんなすげー気を使ってんの、わかんねーか⁇」








小山「ｼｹﾞ...」









ｼｹﾞ「夜中にAちゃんのことで電話があって…
何かと思えば帰って来ただのいなくなっただの…。

正直うんざりだよ。」





．









そこまで言われて…
ｵﾚも引き下がれなかった。









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増田「じゃぁもういいや。

お前らには頼らない。相談もしねーし

迷惑もかけねーよ。…悪かったな」









．







ﾌﾞﾁｷﾚそうになるのをｸﾞｯ..と堪えた。
別に誰にも味方してもらわなくたっていい。









誰にも相談なんかしない。









ｵﾚはｵﾚで行動するし…
Aのことはｵﾚが守らなきゃいけないんだ。









増田「もう2度とAのことで相談なんかしねーよ。悪かったな。」









．









ｵﾚは松本さんに会計を頼み店から立ち去ろうと考えていた。









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松本「はい、2人で4000円ねー。」

増田「は？」

松本「…店で大声出されると他の人に迷惑なのー。
君たちしばらく出禁w」









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ｼｹﾞ「は？ｵﾚら？」

松本「そーそー。増田さんは大人しかったけど…
君は大声出しすぎー。
他の人に迷惑なのよーw」








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ｼｹﾞ「他の客なんて…」

松本「うるさいよー。ほらほら。
奥から怖いお兄さんが出てくる前に
早く立ち去るw」









渋々背中を追いやられて…








ｼｹﾞと小山は店から連れ出され。









店内には松本さんとｵﾚだけに



なった。

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