story1078 ページ21
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小山「ｵﾚのｻﾝﾀﾞﾙ貸してあげるよ」
Aのﾄﾞﾛﾄﾞﾛの靴は
ﾋﾞﾆ-ﾙ袋に入ったままで。
それを受け取ったAは。
素直に小山のｻﾝﾀﾞﾙを履こうとした。
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増田「ん…いいや。」
A「？」
小山「いいやって…」
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別に靴なんかなくたって家に帰ることなんかできる
ｵﾚは。
ｷｮﾄﾝ....としてるAに背中を向けた
．
増田「ほら…。」
A「ぇ…？ぁ…ぇ…？」
増田「…早く乗れ。」
…Aの好きなｵﾚの背中。
．
靴なんかなくたって
おんぶしてやれば余裕ー…
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増田「A。早く」
A「あ…。お世話になりました。」
ｼｹﾞと小山にﾍﾟｺﾘと頭を下げ…
Aはｵﾚの背中に大人しくしがみついた
ｼｹﾞ「まっすー…マジ裸で帰るの？」
増田「夜だし…平気だろw」
小山「…服、貸そうか？」
増田「いらね。」
少し寒いけど。
Aが背中でくっついてるから大丈夫。
．
ｵﾚとAは。
そのまま小山の家を後にした。
．
．
ｴﾚﾍﾞ-ﾀ-に乗り…1階まで降りる。
そこから駐車場まではすぐで…
助手席のﾄﾞｱを開け。
Aを下ろした
…ｵﾚは車に乗せてあったﾊﾟ-ｶ-を羽織り。
運転席へと乗り込む。
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ｴﾝｼﾞﾝをかけ…
車を駐車場から出したところで
さりげなくつながれる手…。
．
…Aが帰ってきた安心感なのか
とても暖かく感じて…嬉しかった。
．
…この手を離しちゃいけない、と思った。
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Aは…
指を絡めて繋いだ手を
そっと自分の頬に当て…ｽﾘｽﾘ。
…もちろん、Aの頬にくっついてるのはｵﾚの手の方…。
目を閉じて、頬ずりするように
ｵﾚの手にﾎｯﾍﾟをｽﾘｽﾘ.....。
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そのうちﾎﾟﾛﾎﾟﾛと泣き出した。
外はまだ結構な雨。
．
…ｵﾚは車を一旦止めて…
Aを抱き寄せた。
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怖くなかったわけじゃない。
…我慢してたんだ。
…精一杯の強がり。
嘘つきなAは。
ｵﾚ達に心配かけたくなくて。
わざと甘えたりふざけたり…。
そんな風に振舞ってた。
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Milk−T(プロフ) - ゆっぴーさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます。ｷｭﾝｷｭﾝしてもらえて嬉しいです♪どこまで続くのかわからないお話ですがお付き合いしてくれたら嬉しいです♪これからもよろしくお願いしますね。 (2017年7月9日 8時) (
レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー(プロフ) - 更新されるのも見つつ、最初から見始め、やっと追いつきました！w3週目しようかなって思ってますwきゅんきゅん、ドキドキ、たまに涙して見てしまいます。とっても面白いです！これからの更新も楽しみにしています☆ (2017年7月8日 0時) (レス) id: 3b61c220ef (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - みーさん» ありがとうございます♪無事移行しました。若い増田さんはせめてお姉さんの前だけではこの問題から逃げたいのかもしれませんね。更新頑張りますね (2017年6月24日 18時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 1100おめでとうございます♪ヽ(´▽｀)/まだまだ続きそうですね〜色々山積みの増田さんさー、どーなるのか楽しみですね(*≧∀≦*) (2017年6月23日 23時) (レス) id: 649136bebb (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - piyopiyoppp0317さん» ｺﾒありがとうございます。ｼｹﾞちゃんしか言えないですね。1番冷静かもしれません。 (2017年6月23日 9時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Milk-T
| 作成日時：2017年6月13日 18時
