小悪魔☆ハニーvol.23《T.MASUDA》

story1072＊KEIICHIRO.K ページ15

小山side…









お姫様に…王子が2人w

…少し前ならｵﾚもそっち側だったのに。


今のｵﾚは悪者…。









．









ｼｹﾞ「自分が何したか分かってんのか……？」





．









…最初に部屋に飛び込んで来たのはｼｹﾞ。
息を切らせてﾊｧﾊｧ言いながら…
ってことは階段で来たのかな。

ご苦労様w









．






あー…痛い。
思いっきり首筋を噛まれた。





.









油断した。









ｼﾞﾝｼﾞﾝ..痺れてる。

噛みちぎられるかと思ったw




.









ｼｹﾞ「…小山、お前何しようとしたよ…」

小山「…ふふっ…w」





.









ｼｹﾞに何言われたって話す気は無かった。

さっきまでのｵﾚは
魔法にでもかかったように…Aちゃんに吸い寄せられていた。









…Aちゃんの肌の感触が残ってる。









柔らかくて
吸い付くような肌…。









．






増田「小山ぁ…」









…でた。


お姫様の本当の王子w







…て。







なんで上半身ﾊﾀﾞｶ??!!









.







…あー。
増田って…

宴会とかでも絶対脱がないけど。
Aちゃんのためなら簡単に脱ぐんだ。









…ｵﾚが言うのもおかしいけど
すっげーたくましい。









そんな増田の後ろにくっつくように隠れるAちゃん。









.







…よかったね、王子が来て。









.









この状況を説明しろって言われても。
ｵﾚが言った事なんて信じてくれるのか？









…そう思ったらなんか面倒くさくて。
「Aちゃんから話して」と
丸投げしてしまった。









.








ｼｹﾞ「お前がした事だろう…。」









ｼｹﾞに詰め寄られて…
胸ぐらを掴まれた。





…殴りたければ殴れば？







どうせこの後。
増田さんにﾎﾞｯｺﾎﾞｺにされるんだしw









ｼｹﾞ「おい、小山。」

小山「…w」

ｼｹﾞ「いい加減に…‼」









.





A「あのねっ‼…けーちゃんは何もしてないよ」









.









増田「A…。」









…Aちゃんは。
増田の前に立って。

増田の両手を掴みながら
「お風呂に入っておいでって…言われただけ」って説明した。









.







ｼｹﾞ「Aちゃん…嘘つかなくても…」

A「ﾎﾝﾄﾎﾝﾄ。…でも着替えがなくてね…。
それで…それでね？」

…。

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