小悪魔☆ハニーvol.23《T.MASUDA》

story1090 ページ33

．





増田「ほら起きてw」









そういうとﾜｻﾞとｷﾞｭ-...って抱きついて
ｲﾔｲﾔって首を振る。









増田「こら。たまには動けw」

A「やー.…」









.





増田「なにが''やー”だよw
気持ちよくしてよ」

A「んー…」









.









増田「抜くぞ⁈」

A「あ、だめだめ…」

増田「なら。ほら…動いて。」









ｵﾚは体を起こし、両手を後ろについて。
Aはｵﾚに跨り…ｵﾚの両肩に手を置いて。









A「…あ…っ…んっ…///」

増田「…出来るじゃん。」





.









…なに拗ねてんだか。

ちゃんと動けてるし。

このぎこちない…慣れてない感じが
すげーｲｲ。









．








片手をAの腰に添えて前後に動かすと









突然「私…下手？」って不安そうに聞いてきた









．




A「気持ちよくない？」

増田「は？」









．









A「私…上手く腰が動かせない。」

増田「…知ってる」









．





A「知ってたの？」

増田「…うん。」







って…。









突然なに？









上手くないに決まってるじゃん

そんなすぐ上手くなったら怖いわw









A「はぁー…」

増田「なんだよ、どーしたんだよ」









．







A「…けーちゃんに言われた。」

増田「なにを？」

A「希さんは腰の使い方が上手いって…」









．








増田「はぁ？そんなの小山の感想だろ？」

A「…”増田が言ってた”って。」









…ぅ…。





.








A「もっと色気があるって。」

増田「…。」









．






A「…勝てないなぁ…私。」

増田「…。」









．







…ｼｮﾎﾞ-...ﾝとするA。

そしてｼｮﾎﾞ-..ﾝてなるｵﾚ。









．









なんでこんな時にそんなこと言うかな…。

て…小山もなんでそんな昔のことを言うんだよ…









.







ｼｮﾎﾞ-ﾝなAに。
ちょっとお説教。









．






増田「あのね。」

A「…。」









．




増田「お前はお前なの。」

A「ｳﾝ...」









.







増田「ｵﾚが好きなのはお前なの。」

A「ｳﾝ....」









．






増田「…抱きたいって思うのも
お前だけなの。わかる？」









A「ｳﾝ....」








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