story1056 ページ49
シゲ「Aちゃんも…わかってくれるよね。」
A「……。」
.
シゲ「ちょっと様子見たら戻るから。
…小山と一緒にまっすーの家で待ってて?」
A「…嫌…。」
.
…嫌って。
.
増田「A…。シゲもいるし。
ちょっと顔見たら戻るから…」
A「嫌っ‼行かないで‼」
.
…どーした…?
Aがこんなこと言うなんて珍しい。
.
シゲ「病院に連れて行ったらすぐ戻るよ」
増田「…A。すぐ戻るよ。
嘘つかないから…ね?」
A「やだ…やだ‼」
…珍しく駄々をこねるA。
なにがそんなに嫌なのかわからなくて…
シゲも困惑気味。
…これはオレが説得しなきゃ。
増田「A、小山と仲いいじゃんw
少しだけ待ってて。
必ず帰るから。ね?」
…そう言うとAはオレの腕を腕をぎゅっと握り
すがるような顔をして首を横に降る。
…仕方ない。
増田「シゲ、小山。回れ右w」
…。
増田「…嫌だと思うけど。
困ってる人がいるなら助けないとダメだろ?
Aなら…わかるよな?」
A「…でも…」
.
いつまでも納得しないAに。
オレは少しだけ強引に唇を重ねた。
.
…安心しろ。
お前を裏切ることはしない。
.
大丈夫。
…愛してるのはAだけ…
.
…そのことを。
言葉じゃなくて気持ちで感じて欲しかった。
Aの気持ちはわかる。
でもやっぱり苦しんでいるのに無視もできない。
.
増田「帰ったら…たくさん甘やかしてあげる」
A「貴久…あの…あのね?」
何か言いたげで…でも上手く言葉にならないのか
「あのね…」を繰り返すばかり。
.
小山「希ちゃんが苦しんでるなら
行ってあげて…」
シゲ「おぅ。ほらまっすー行くよ。」
増田「A…」
小山「ほら。行こう、Aちゃん。」
.
Aは。
小山の手を「嫌っ‼」って振り払い
オレにぎゅぅう‼ってしがみつく。
それも結構な力で…。
小山凹んじゃう…w
…ちょっと申し訳なくて。
「…ワガママ言わないのw」って。
Aを引き離した。
小山に手を繋がれたAは…
何度も何度も振り返り…
オレはシゲに背中を押されて車に乗り込んだ。
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Milk−T(プロフ) - piyopiyoppp0317さん» コメントありがとうございます♪冷静なツッコミですねw今移行の準備です。もう少し待ってて下さいねー。 (2017年6月13日 16時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
piyopiyoppp0317(プロフ) - 希さん嘘ついたんだ。小山とグルじゃないですか。 (2017年6月13日 13時) (レス) id: 9319dd29f1 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます♪耐えてー!お願い耐えてw移行後も耐えまくって下さいwそして小山さんを嫌いにならないでやって下さいw (2017年6月13日 12時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - mさん» コメントありがとうございます♪さりげないKに笑ってしまいましたw予想は当たってましたか?移行後もよろしくお願いします。 (2017年6月13日 8時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - とっきゅんさん» コメントありがとうございます♪誰の電話だったんでしょうwもぅ、なんと言うタイミングwそしてもう移行wこれまたなんと言うタイミングなんでしょうw (2017年6月13日 8時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milk-T | 作成日時:2017年6月4日 17時