story1019*KEIICHIRO.K ページ12
小山side…
車に乗せられたAちゃんは
何も言わず…
ただボ-..っと外の景色を眺めていて
しばらくすると目を閉じた。
.
小山「…泣いてるの?」
A「…。」
.
頭を抱き寄せようと手を伸ばしたけど
Aちゃんは首を横に振る
それは「触らないで」って言われたも同然。
それでも強引に抱き寄せると
Aちゃんはキュッ..っと唇を噛む。
少し触れた頬…
びっくりするほど冷たくて。
小山「…すごく冷えてるよ」
A「…。」
小山「どれだけ待ってたの。」
拗ねてるのか
Aちゃんは目を閉じて話をしない。
会話もなくて…強張ったAちゃんを抱き寄せて車を走らせた。
.
.
.
.
車を停め…手を引き
自宅マンションへと連れ帰る
.
小山「おかえり。」
A「……。」
.
玄関で立ち尽くすAちゃんの肩を押し。家の中へと進んだ。
久々に帰って来たオレの家に
少しはホッとしてくれたんじゃないかと思っていたオレは…
嬉しくなってたくさん話しかけた。
「実家はどうだったの?」
「友達とか…遊んだ?」
「お父さんとか…喜んだでしょう」
「玉子焼き作ってあげた⁇」
A「……」
…俯いて。
寂しそうに窓の前に立ち尽くすAちゃん。
オレの話には一切答えず
窓の外をじっと眺めてる
.
…この1週間。
何があったの…
…どうして増田を待ってたの?
…どうして…
ここに帰ってこようとしなかったの?
.
聞きたいことがたくさんありすぎて
何から聞いていいのかわからない。
.
「お風呂でも入って来たら?さっぱりするよ?」って声をかけたけど。
.
A「帰ってもいい?」
.
…それはあまりにもひどい答え。
小山「…ダメ」
A「帰りたいの」
小山「もう遅いから…」
A「お願い。家に帰らせて」
小山「もう充分家に帰ったろ‼」
A「‼」
…いけない…ついカッとなって…。
小山「とにかく今日はもう寝よう。
話は明日聞くから…」
そう言うとAちゃんの目から
涙がポロポロと溢れ出た。
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Milk−T(プロフ) - piyopiyoppp0317さん» コメントありがとうございます♪冷静なツッコミですねw今移行の準備です。もう少し待ってて下さいねー。 (2017年6月13日 16時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
piyopiyoppp0317(プロフ) - 希さん嘘ついたんだ。小山とグルじゃないですか。 (2017年6月13日 13時) (レス) id: 9319dd29f1 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます♪耐えてー!お願い耐えてw移行後も耐えまくって下さいwそして小山さんを嫌いにならないでやって下さいw (2017年6月13日 12時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - mさん» コメントありがとうございます♪さりげないKに笑ってしまいましたw予想は当たってましたか?移行後もよろしくお願いします。 (2017年6月13日 8時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - とっきゅんさん» コメントありがとうございます♪誰の電話だったんでしょうwもぅ、なんと言うタイミングwそしてもう移行wこれまたなんと言うタイミングなんでしょうw (2017年6月13日 8時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milk-T | 作成日時:2017年6月4日 17時