小悪魔☆ハニーvol.20《T.MASUDA》

story911 ページ5

手を強く叩いてからのー…
炊きたての熱いお米。









A「熱くないの⁇」

増田「おぅ。平気‼」









「すごーい‼ｶｯｺｲｲ-!!!」って褒められて
ｵﾚは得意になってｵﾆｷﾞﾘを握った。









…けど…









増田「なんだｺﾚ...めっちゃ手にくっつくし‼」

A「あー…お水で濡らしてないからw」

増田「わかってんなら先に言えw」









…すげー手にくっつくし。
そのせいで形は悪いし…









しかも明太子入れんの忘れるし…









それでもAは「すごい!!すごい‼」って褒めてくれた。









いい気になってやってはみたけど…
結局ｵﾆｷﾞﾘはAに全部お任せ。

ｵﾚはﾗ-ﾒﾝ作るので必死だった。









増田「Aのｵﾆｷﾞﾘ、ちっさ‼」

A「あれ？私…前にお弁当に入れなかったっけ⁇」







.






増田「あー…あれね。
…残念ながらｵﾆｷﾞﾘ入ってなかった」

A「え…うそっ⁈」









増田「ﾎﾝﾄwおかずのみ♪」

A「えー…言ってよぉー…」

増田「ふははっ♪」









ただ料理をしてるだけ。



それもすげー簡単な料理。









…それなのにこんなに楽しくて。

ﾄﾞｷﾄﾞｷしてる。









.







増田・A「いただきます」









…ｵﾚの作ったﾄﾝｺﾂﾗ-ﾒﾝ..









A「ん‼おいしい♪」

増田「だろー？意外と上手いんだって、ｵﾚw」

A「…ﾗ-ﾒﾝが。でしょw」

増田「うるせーわw」









Aの握ったちっさい明太子のｵﾆｷﾞﾘ。









増田「美味い♪」

A「うふふ…私はねー…ｺﾚ♪」









増田「それ、具が入ってねーよ？」

A「…愛は⁈」









増田「はい？」

A「愛は入ってる⁈」









…アホかw









増田「…食べたらわかるんじゃね？」

A「そっか。じゃー…いただきます♪」









…それ、マジで塩ｵﾆｷﾞﾘなのに…









A「…ね。貴久も食べて?」

増田「は？…だって」

A「いーから。あーん…」









…。









…お。









増田「うまっ‼」

A「ねー‼」









「愛の味ー♪」なんて…
Aは嬉しそうにはしゃいだ

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