小悪魔☆ハニーvol.20《T.MASUDA》

story941＊DAIKI.A ページ36

大貴side…






大貴「まっすーありがとう‼」








俺が欲しかった財布ー！
すっげー嬉しくて…









増田「大貴の前の財布ってなんだっけ？」

大貴「あ、部屋にある‼」

増田「見せてーw」









.









まっすーと一緒に俺の部屋へ向かい…
そこで初めて「やっちまった‼」と後悔…









．









大貴「あれ、まっすー…財布の中身が入ってないじゃんw」

増田「入ってるわけねーだろw」









.









大貴「なーんだー。つまんねー」

増田「中身が欲しかったら…
正直にｵﾚの質問に答えてくれる？？」









.









自分の部屋にまっすーと俺…

そりゃ聞かれるよね…。









.









大貴「答えるって…なにを？」

増田「…大貴。Aからなんか聞いてる？」









…なんかって。
ｹﾝｶの事かな？









・








大貴「まっすーとｹﾝｶして…っていうのは聞いた」

増田「うん…。でさ。
手越から大貴に、電話があっただろ？
…その時はAは…家にいたの？」









…。









これは…









大貴「…。」

増田「…w」









.









増田「いなかったんだな？」

大貴「…。」









…上手い嘘がつけなくて。
黙っちゃったけど…

ていうか、俺も詳しいこと知らないから
あまり答えようがないのが事実。









.









増田「…じゃぁさ。Aは何度かここに。
帰って来てる？」

大貴「ううん…」









1度も帰って来てない。









増田「最後の質問な…」

大貴「待ってよ、こっちも聞きたいよ‼
まっすーと姉ちゃんのｹﾝｶってなんだよ‼」









.









そーだよ。
俺ばっかり聞かれるのっておかしいよ！

俺だって聞きたいよ‼









そういうとまっすーは
「そーだよなw」って。俺の頭をﾎﾟﾝ...と叩く。









増田「…簡単にいうとさ。
ｵﾚがAの事。好き過ぎたって事かな。」


大貴「はぁ⁈」









増田「何でもかんでも、Aに見えちゃうんだよね、ｵﾚw」

大貴「意味わかんねー…」









そういうとまっすーは可笑しそうに「ふはは」って笑った。









増田「お互い…好き過ぎちゃって。
ｹﾝｶになっちゃったって感じかな。」









そういうとまっすーは
照れ臭そうに前髪をﾋﾟﾝ...と弾いた。









…なんか腑に落ちないけど。
好き同士…なのか。






ふーん…

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