小悪魔☆ハニーvol.20《T.MASUDA》

story938＊DAIKI.A ページ33

大貴side…









山田涼介なら姉ちゃんのことよく知ってるし。
なんとかしてくれるんじゃないの⁈







．









知念さん「涼介は今、ｲﾀﾘｱに修業中なの」

大貴「えー！すっげー‼」









.






やるなぁ、山田涼介。
ｲﾀﾘｱなんてカッコいいじゃん！









．









知念さん「でも、本当。涼介がいたらAも甘えられるのにね⁇」

A「……そんなことないもん」









．




知念さん「嘘だぁw涼介といるときのAって、ｲｷｲｷしてたよー⁇」

大貴「そーなの？」









．







知念さん「言いたいこと言い合って…
お互いぶつかって、仲直りしてさ。」

ﾋｹﾞﾏｽﾀ-「そーそー。涼介は本当に
Aちゃんのことが好きだったもんね」









．









姉ちゃんは俯いちゃって…
「そーゆーこと言いに来たんじゃないもん…」って泣きそう。









．









知念さん「Aもさ。もう一度冷静になって考えてごらん？先輩以外にもいい人、いるかもよ⁇」

大貴「いや、ダメだね。」









．








姉ちゃんがまっすー以外の人となんてありえない。
こう見えて姉ちゃんはｱﾎだから。

まっすーみたいな人じゃないと
ダメだと思う。









.








それに。
まっすーじゃないと俺も困る。









この服も
このｽﾆ-ｶ-も。
このﾘｽﾄﾊﾞﾝﾄﾞも。


ぜーんぶまっすーのおさがりw









.



まっすーのｾﾝｽと俺のｾﾝｽと似てるんだよね。
買い物一緒に行った時もやたらと兄弟って言われるし…









俺はそれがすっげー嬉しいから。









.








まっすー以外をお兄ちゃんとは
絶対に認めない‼









．






なのに…









A「私ね…小山さんの家に行ってみようかな」








．









大貴「え？なんで小山さん⁈」






.









A「だってさ。小山さんなら大人だし…
なんでも相談してって言われてるし。」

知念さん「それ誰⁇」

大貴「まっすーの親友」









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知念さん「別の男の家は…」

A「でも、貴久が1番信頼してる人だしね？
私にとってもお兄ちゃんだし…

絶対に恋愛対象にはならない人だから」









.









小山さんかぁ…









微妙ー…

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