小悪魔☆ハニーvol.20《T.MASUDA》

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増田「…何言ってんの？」

A「え？」









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増田「…泊まってもって…意味わかんない」

A「…。」









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増田「…」

A「…。」









増田「…さっきなんて言ったか忘れた？」

A「さっき…」









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増田「おかえり…したじゃん。」

A「…ぁ。」








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増田「ここはｵﾚたちの家だろ…」

A「…。」









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増田「泊まってもいいなんて…他人みたいなこと言うなよ。」

A「…うん。」









増田「それに…ｵﾚはお前と別れたなんて思ってねーし…」

A「うん…」









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増田「ｵﾚの彼女はお前だけだし…」

A「貴久…。」









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増田「…ｵﾚから離れるなんて許さないから。」

A「……ぅー…」









…また泣くw

本当に泣き虫。









Aだから可愛いけど…
これが他の女だったら正直参るw









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増田「ほら。いつまでも泣いてるとちゅーしてやらねーぞw」

A「やだぁ…」









ｵﾚのﾊﾟ-ｶ-で子供みたいに涙を拭っちゃって。
「泣き止むから…」って一生懸命。









そんなAを可愛く思いながら「ﾊｲﾊｲ、頑張ってー♪」って茶化す。









…なんで泣いたのか。
その理由は、この時は分からなかった。









…いつもの泣き虫、くらいにしか思わなかったから茶化しちゃったけど…









A はA なりに
思うことがあったみたい。









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Aがいてくれることでﾃﾝｼｮﾝが上がってたｵﾚはそこまで気が回らなかった。









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増田「ﾗ-ﾒﾝ、ｵﾚやるから、Aはｵﾆｷﾞﾘ♪」

A「うん。」









箱を読みながら作るｵﾚと。
「熱っち…熱っち…w」って言いながらｵﾆｷﾞﾘを握るA。









増田「うるせーなw」

A「じゃ、貴久が握ってよw」









ｵﾆｷﾞﾘくらい簡単じゃん。









増田「熱い時はー…両手を強くﾊﾟﾁﾊﾟﾁ叩いてから握るの。」

A「へぇー…」









…その目は尊敬の眼差しだなー。
ふふん♪









で。








いざ ｵﾆｷﾞﾘ‼

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