小悪魔☆ハニーvol.20《T.MASUDA》

story926 ページ20

．








増田「でもさ。前に見たｱﾆﾒのやつは
ﾊｯﾋﾟ-ｴﾝﾄﾞだったじゃん？
結果ｵ-ﾗｲなんじゃねーの⁇」









.









確か結婚式…してた気がする。
魔女はやっつけられた…んじゃなかったか⁇









そういうｵﾚに。
「やっぱりちゃんと聞いてないー…」って
ほっぺを膨らませて怒る。









.









増田「…ｵｺなの？」

A「…ｵｺ。だよ。」

増田「ふはっ…w」

A「なに…」









…w









増田「A…かーわいー♪
ｵｺだよ。だって。ふはははw」


A「もー‼」









増田「…あ‼ｵﾚのﾄﾏﾄ‼」

A「…知らない‼」









ｵｺ。なA…。
顔を赤くしてﾌﾟﾘﾌﾟﾘしてる。









…楽しい朝ご飯。
仕事に行くのだってすごい気が楽。









今までの憂鬱さが嘘のようで…









寂しさを紛らわすための仕事じゃなくて。
丁寧に仕事をしようって気になった。









…Aがいるだけでそんなに変わる？って思われるかも知んないけど…









朝、笑顔で過ごすか
泣いて過ごすかで…1日が全然違う。









増田「あ…そろそろ行くよ」

A「あ、うん。」









…今日は珍しくﾈｸﾀｲ...曲げておこう。









.








歯磨きして、髪をｾｯﾄして…
ｽ-ﾂに着替えて…準備オッケー。









．









増田「Aー、鞄ー。」

A「あ、はーい…」









ﾊﾞﾀﾊﾞﾀと走り回り、ｵﾚの鞄を大切そうに抱えて
「はいどーぞ♪」って渡してくれた。










増田「ｻﾝｷｭ。」

A「あっ…‼待って…♪」









…気がついたかな？









A「…ﾈｸﾀｲ曲がってる♪ふふっ♪」

増田「…ワザとだしw」

A「ﾊｲﾊｲ....///」









…上手く結べないｸｾに。
定番のことをやりたがるあたり…まだ高校生だなw









増田「…今日は早く帰るからね」

A「…うん。待ってるね」









増田「…魔女に見つからないようにね？」

A「うん♪貴久もw」









増田「行ってきます」

A「行ってらっしゃい。」









増田「A…」









ｱｺﾞを持ち上げると
Aは嬉しそうに目を閉じた。









…行ってきますの甘いｷｽ。
溶けるように長めに…。









ゆっくりと唇を離すと









…w









ﾎﾟ-....っとしてるAの頭をﾎﾟﾝﾎﾞﾝして
ｵﾚは家を出た。

story927＊KEIICHIRO.K→←story925

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す