小悪魔☆ハニーvol.20《T.MASUDA》

story918 ページ12

増田「A。」

A「なーに？」









背中にくっついてるAは
ｵﾚを覗き込みながらﾆｺﾆｺしてる









．









増田「…ちょっとｿﾌｧでまってて？」

A「え？このままはﾀﾞﾒ?」









．









増田「ﾀﾞﾒじゃねーけど。
待っててほしいのw」

A「ふぅん…。わかった。」









…納得いってない感じw
言葉で表すなら「ふーんだ‼」って感じかな。









ｽﾄﾝ......とｿﾌｧに座ったAは。
机の上に置かれた自分のｽﾏﾎに気がついた。









溜まりに溜まったLINEを見て
「ぁー…」なんて独り言。






．









Aのｽﾏﾎを持ち歩いてはいたけど
博多で見た以来…ｵﾚは中身は全くﾁｪｯｸしていない









．









気にはなったけど…
Aのﾌﾟﾗｲﾍﾞ-ﾄに入り込むのは悪いし

…Aの事信じてるし…

そもそも置いて行くくらいだからなw







.









．








ま、そんなことは置いておいて。
ｵﾚはｷｯﾁﾝでｺﾞｿｺﾞｿとｹ-ｷの準備して
ﾛ-ｿｸに火をつけた。









．






体で上手く隠せてると思うけど…
「A‼電気消して‼」って指示w









訳もわからず電気を消したAは…
「えー‼なになに⁇」って不思議がって
そばに寄ってこようとするから
「こっち来んな‼座ってろ‼」ってﾃﾝﾊﾟるｵﾚw









．









ｵﾚは転ばないようにゆっくり近づいて…
Aにｹ-ｷを差し出した。









．









増田「…えと。
ちょっと遅れたけど。
…日曜で…1ヶ月だっただろ？」


A「…うん。」









．









増田「…だから…お祝いしよ///」









…。









【祝 1ヶ月 貴久♡A 】









ﾊ-ﾄのﾁｮｺﾌﾟﾚ-ﾄ。
ﾒｯｾ-ｼﾞつきのｹ-ｷ。









増田「…ふぅーしよ、ふぅーw」









．

自分で用意したくせに恥ずかしくなっちゃってw
早く電気つけたくてAをせかすんだけど









Aは黙ったままで…









…あんまり嬉しくなかったのかな。









増田「A？」









不安になって
顔を覗き込んだ時には









A「…ぅー…」

増田「…w」









もうAの目は涙でいっぱいだった。

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