小悪魔☆ハニーvol.10《T.MASUDA》

story493＊TAKAHISA ページ50

貴久side…



友達「はい。ﾃﾞ-ﾀ移行も完了。
ありがとうございました。」

増田「ありがとー。じゃ行こう。」

A「ありがとうございました。」







ﾍﾟｺﾘと頭をさげるA。
「わかんなかったら来てね♪」って友達に言われて、ﾆｺﾆｺしながら手を振った。








増田「お店の人なんだから手なんか振らなくていーの。」









Aの手をつかむ。
…別にﾔｷﾓﾁとかじゃねーし…///









とりあえずご飯行こうと思ったんだけど。
Aはｵﾚの家に行くって聞かなくて。

近所のｽ-ﾊﾟ-で買い物。







A「お昼は簡単なもの…ﾊﾟｽﾀでいっかー。んー…夜は…」





増田・A「「餃子‼」」





「だと思ったー♪」って。
餃子の皮や挽肉、野菜なんかをｶｺﾞに入れていく。

「ｸﾘｽﾏｽなのに餃子って…面白いね？」って笑うA。









すごく楽しそうに買い物をしてる。









毎日勉強三昧だから…どこかに連れて行こうかと思ったけど。
ｺﾚがAの息抜きになるならいいかなって思った。









ｵﾚの家に着くと。
「私が…開けてもいい…///？」って
昨日渡した合鍵を嬉しそうに見せた。









増田「どーぞw」

A「…♪」









”ｶﾁｬ...”っていう音に「開いた‼」って
大喜びw

…当たり前だろ、合鍵なんだから。









はしゃぐばかりでなかなか家に入れずw
「まーだー⁇」って甘えるように
Aの肩にｱｺﾞを乗せた。









A「…ちゅー…///」

増田「ﾊﾞｶw中に入ってから」

A「…はーい♪」









今日のAは少しﾃﾝｼｮﾝ高め。
手洗いの前に他の部屋に行こうとするのをつかまえ。「手洗い‼」って叱る。









それでもﾆｺﾆｺ嬉しそうに手を洗った。









Aがご飯の支度をしてる間。
ｵﾚは新しいｽﾏﾎを触る。


Aのと、ｵﾚの。








増田「ﾊﾟｽﾜ-ﾄﾞ設定…か。」









ｺﾚ....。
勝手に決めて。

Aが解除できるんだろうか。
……試してみよう。









ｵﾚのと…。
Aの。









その様子を見ていたAは。
「勝手に触ってる‼」って怒る。







A「え、ﾊﾟｽﾜ-ﾄﾞ...なにこれ？」

増田「解除…してみて？」







A「なにこれ。」

増田「数字4文字ー。」






A「えー…ﾋﾝﾄ!」

増田「ｵﾚのことが好きなら分かるはずw」




ｽﾏﾎをAにて渡して、横から覗き込んだ。

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