story460＊TAKAHISA ページ18
貴久side…
服を着たままﾋﾞｼｮﾋﾞｼｮにされたAは大騒ぎ。「やだー‼」って泣きそうな顔をする。
…ちょっと面白い。
でもあえてAには冷たくあたった。
「ｵﾚが洗うから脱いで」って言うと、不安そうをｵﾚを見た。
さっきからAの顔を見ないのには理由がある。
顔をみたら…甘やかしてしまうから。
人を信じるって大切なことだと思う。
それはわかってる。
…でも、それは逆を言えばすぐに騙されるってｺﾄ。
そこんとこをもう少しAにはわかってほしかった。
それを教えなかったのはｵﾚの責任。
甘やかしてばっかりだったから、年上の人はみんなｲｲ人だと信じてしまう。
松本さんには悪役をしてもらって申し訳ないと思ってる。
Aに手を振り払われた時…どうしようもなくｲﾗついた。
だからってこのまま放っても置けず、すぐにもらった名刺に連絡をした。
松本さんは…Aを涼介に譲ってやれないか？と話してきた。
答えはもちろんNO。
そんなことできるわけがない。
ｵﾚは1人でﾎｽﾄｸﾗﾌﾞまで出向いて、松本さんと話をした。
Aは今大切な時だから、惑わすことをしないでくれと頼んだ。でなければ警察にでも行きますが、と…。
半ば脅し。
松本さんは「このままでいいんですか？」ってｵﾚに言う。
「あなたがいなくなったら…彼女、大変ですねw」って言われ、ｶﾁﾝときた。
「ちょっと…過保護すぎませんか？」と。
…でも。
それもそうだな、とも思った。
いつまでもｵﾚが守ってやれるとは限らない。
黙るｵﾚに。
「協力しましょうか。…ﾎﾞﾄﾙ1本入れてくれるならw」
そう持ちかけられた。
それからはｼﾅﾘｵ通り…
だったんだけど。
ここまでのことになるなんて思ってなくて。
まんまと松本さんのお遊びに付き合わされたような気がして。
…自分に怒っていた。
Aの悲鳴が聞こえて…
一瞬。
松本さんに殴りかかりそうだった。
震えるAを見て…ｵﾚのせいだ…。
そう思ったらどうしようもなく自分に腹が立った。
踊らされた自分が情けなくて。
Aに申し訳なくて…
ｵﾚに「ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ」って謝るAにあわせる顔がなかった。
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Milk−T(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます♪本当スピード更新ですすいません。ゆっくり読んで下さいね。そうですね、2人が幸せなほど、その時が来るのが怖いですよね。うまく表現できるかしら、頑張ります。 (2017年2月26日 23時) (
レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 2人の幸せな時間が続きますようにと願いながら、お姉さんの一番辛い時がいつ来るのか怖くてなりません。でも全ての出来事が未来の2人に繋がってるんだから仕方ないですよね。スピード更新、ほんといつもありがとうございます！ (2017年2月26日 23時) (レス) id: 8970bd25ee (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - Johnnyｯ仔さん» コメントありがとうございます♪デレ増は時々勝手に走り出しますwお姉さんも時々戸惑いますよね笑。なんだかんだ言ってこの2人もよく似てますw楽しければ楽しいほど、離れる時間が辛いですよね。次の更新は移行になります。また読んでください！ (2017年2月26日 3時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Johnnyｯ仔(プロフ) - Milk−Tさん» あぁー、デレ増ー！！こっちもお姉さんじゃないのに見てて照れ増です笑 パスワード！？なんだろーなぁ←お姉さんじゃないのに考える。 まさか、もうすぐであのシーンですか！？ テゴシゲの話の部分も気になりつつ大ちゃんの曖昧な記憶の部分も気になる！ (2017年2月26日 1時) (レス) id: c54092ba3f (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - みのみのさん» コメントありがとうございます。どうなるのかはもう少し後で分かるかもしれません。更新しすぎてまた明日移行しますー。 (2017年2月25日 22時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Milk-T
| 作成日時：2017年2月17日 0時
