story458*Ryosuke.Y ページ16
涼介side…
「それにさ」って。
シャツのボタンを外し。
松本さんは自分の肩を見る。
松本「オレも確かにちょっとだけやり過ぎたけど。…痛ってぇw」
松本さんの肩には真っ赤になった指の跡。
クッキリと付いていた。
先輩が松本さんの肩を掴んだ時に出来たものだってすぐにわかった。
松本「ちょっとだけ途中でホンキになっちゃったw…そしたらこれだもん…。愛されてんのね、Aちゃん」
涼介「…。」
松本「だから言っただろ?相手が悪いってw」
クスクスと
可笑しそうに笑う松本さん。
最初からわかってた。
増田先輩から奪えないってコト....
でも認めたくなかった。
全くオレに振り向かないAを。
…振り向かせたかった。
松本「増田さんも大したオトコだよ。
オレのコト.脅すんだもんw」
涼介「えー…」
松本「まぁ、うちも。これでボトルが一本増えたけどさ♪」
そういうと【T.MASUDA】と書かれたボトルをショ-ケ-スに置いた。
松本「Aちゃんが20歳になったら呑むんだってw」
涼介「…まだ先じゃないっすか。」
松本「……手離す気はないってコトじゃない?」
涼介「そこまで続くかわかんないのに?」
松本「……出逢っちゃったんだね。」
涼介「…」
松本「…運命の人…って奴⁇」
そういうと。
松本さんはオレにカクテルを作ってくれた。
「お前の失恋に♪」って。
笑えない冗談。
涼介「別に。諦めるつもりないっすから。」
松本「あははwまー…若いうちは楽しめ♪」
変な励まされ方。
でも。
本当に敵わない。
涼介「奪えると思ったんだけどなー…」
松本「甘いなw
わざわざ店に乗り込んでオレに交渉するやつなんかそうそういないぜ?」
「あ…w」って。
わざとらしく笑う松本さん。
松本「世間知らずのお嬢様に、手を出さずに悪い人なんか演じられるかっつーのw」
…本当。
完敗だわ。
松本「これで。未練なくイタリアに行けるな、涼介」
涼介「…はい。」
松本「年が明けたら…すぐに行くのか?」
涼介「…はい。」
松本「…頑張れよ」
涼介「…はい。」
……こうして年明け。
失恋旅行も兼ねて。
オレはイタリアに行くことを
決意した。
346人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Milk−T(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます♪本当スピード更新ですすいません。ゆっくり読んで下さいね。そうですね、2人が幸せなほど、その時が来るのが怖いですよね。うまく表現できるかしら、頑張ります。 (2017年2月26日 23時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 2人の幸せな時間が続きますようにと願いながら、お姉さんの一番辛い時がいつ来るのか怖くてなりません。でも全ての出来事が未来の2人に繋がってるんだから仕方ないですよね。スピード更新、ほんといつもありがとうございます! (2017年2月26日 23時) (レス) id: 8970bd25ee (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - Johnnyッ仔さん» コメントありがとうございます♪デレ増は時々勝手に走り出しますwお姉さんも時々戸惑いますよね笑。なんだかんだ言ってこの2人もよく似てますw楽しければ楽しいほど、離れる時間が辛いですよね。次の更新は移行になります。また読んでください! (2017年2月26日 3時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Johnnyッ仔(プロフ) - Milk−Tさん» あぁー、デレ増ー!!こっちもお姉さんじゃないのに見てて照れ増です笑 パスワード!?なんだろーなぁ←お姉さんじゃないのに考える。 まさか、もうすぐであのシーンですか!? テゴシゲの話の部分も気になりつつ大ちゃんの曖昧な記憶の部分も気になる! (2017年2月26日 1時) (レス) id: c54092ba3f (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - みのみのさん» コメントありがとうございます。どうなるのかはもう少し後で分かるかもしれません。更新しすぎてまた明日移行しますー。 (2017年2月25日 22時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Milk-T | 作成日時:2017年2月17日 0時