story454 ページ12
カギをかけて。
私は改めて部屋を見渡した。
VIPル-ム...…って、すごい。
ホテルみたいな綺麗なお部屋。
ベッドみたいな大きなソファ....。
ム-ドのあるダウンライト。
こんな所に入れば。
貴久先生も…そういう気分になるのかもね。
相手が希さんならなおさら。
エ ッ チ.....上手そうだもん。
…もう。
すぐ涙がこぼれる。
早く着替えて帰らなきゃ。
そう思ってワンピ-スを脱ごうとするんだけど
ファスナ-に手が届かない。
お店で着せてもらったから…。
どうしよう…。
「着替え終わった?」
A「それが…ファスナ-が届かなくて。」
「…開けて?」
仕方なくカギを開け。
「背中。」と言われて背中を向けた。
松本「…髪、引っかかるよ?」
A「あ、はい。」
髪をかきあげる。
ひんやりとした松本さんの指先が首筋に触れると少しだけ体が強張る。
「A…」って呼ばれて…。
首筋に。
生暖かい感触が這っていく。
‼⁈‼⁈
「あ…あの…」
「……やっぱり10代は柔らかいな。」
A「…え?」
ドン.....と背中を押され。
私はベットに倒れこんだ。
びっくりして振り返ると。
すぐに松本さんが覆いかぶさる。
松本「イイ人…ねぇ。」
A「……」
松本「……イイ人演じるの、うまいでしょ?」
A「…や…」
松本「…これだけしてあげても。まだアイツがいいのー?」
A「やめてください…。」
身につけているアクセサリ-を1つずつ外されていく。
その度に松本さんの顔が迫ってきて。
顔を背けながらなんとかかわす。
松本「…この部屋。3万円すんの。」
A「…やだ…」
松本「Aが座ったイスも。テ-ブルチャ-ジって言って…2000円ずつすんの。」
A「そんなの‼」
松本「…身体で払ってね?」
A「…やー…‼」
ジタバタとしても。
馬乗りになられて身動きが取れない。
やだやだ‼
A「貴久…‼」
松本「残念。今日は誰もいないんだw」
…たすけて‼
私は夢中で。
何度も何度も貴久先生の名前を呼んだ。
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Milk−T(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます♪本当スピード更新ですすいません。ゆっくり読んで下さいね。そうですね、2人が幸せなほど、その時が来るのが怖いですよね。うまく表現できるかしら、頑張ります。 (2017年2月26日 23時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 2人の幸せな時間が続きますようにと願いながら、お姉さんの一番辛い時がいつ来るのか怖くてなりません。でも全ての出来事が未来の2人に繋がってるんだから仕方ないですよね。スピード更新、ほんといつもありがとうございます! (2017年2月26日 23時) (レス) id: 8970bd25ee (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - Johnnyッ仔さん» コメントありがとうございます♪デレ増は時々勝手に走り出しますwお姉さんも時々戸惑いますよね笑。なんだかんだ言ってこの2人もよく似てますw楽しければ楽しいほど、離れる時間が辛いですよね。次の更新は移行になります。また読んでください! (2017年2月26日 3時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Johnnyッ仔(プロフ) - Milk−Tさん» あぁー、デレ増ー!!こっちもお姉さんじゃないのに見てて照れ増です笑 パスワード!?なんだろーなぁ←お姉さんじゃないのに考える。 まさか、もうすぐであのシーンですか!? テゴシゲの話の部分も気になりつつ大ちゃんの曖昧な記憶の部分も気になる! (2017年2月26日 1時) (レス) id: c54092ba3f (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - みのみのさん» コメントありがとうございます。どうなるのかはもう少し後で分かるかもしれません。更新しすぎてまた明日移行しますー。 (2017年2月25日 22時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milk-T | 作成日時:2017年2月17日 0時