story403*Keiichiro.K ページ11
慶一郎side…
顔を上げたAちゃんは…
驚いた顔をして…すぐに視線を逸らした。
増田「塾は。」
A「…。」
増田「…サボったの?」
A「…。」
増田「テスト....近いのに。なにしてんの。」
A「…。」
まるで親父w
…とか言ってる場合じゃない。
小山「Aちゃん。こんばんはw」
Aちゃんは、顔を上げてオレを見ると。
みるみる泣き顔に変わる。
小山「Aちゃん、塾…用事があるのかな?」
うん…と頷く。
「今からご飯行こうと思ってさ。
…待ってるから、用事、済ませておいでよ。」って声をかけて。
ひとまずAちゃんは塾へ。
怖いのは隣の増田さん。
小山「増田…顔が怖いから。」
増田「小山…甘やかすな。」
小山「こんな塾の前じゃマズイでしょ。
せめて車の中にしなよ。」
増田「……アイツ.....なんか隠してる。」
…でしょうね。
増田「多分…オレには言わないと思う。
…小山が聞きだして。」
小山「オレ??!!」
増田「お兄ちゃん…なんだろ?」
小山「こんな時ばっかりぃ…。」
増田は車に戻り…オレはその場に残ってAちゃんを待った。
しばらくして、やっぱりうつむいて歩くAちゃん。
小山「行こう?」
A「でも…お母さんに…」
小山「さっき増田さんが連絡してたから、ご飯に行くことは知ってるよ。」
A「……塾…サボッちゃった。」
小山「うん。たまには休みたくもなるよねー…」
A「…友達と一緒だったの。」
小山「そっか…。」
A「貴久先生…。怒ってるよね。」
小山「…それなら、ちゃんとあやまろう。」
A「うん…。」
Aちゃんを車に連れて戻る。
後ろに乗ろうとしたAちゃん。
増田「A、隣。」
A「…。」
ものすごい不機嫌な増田さん。
Aちゃんも不安そうな顔して、助手席に座る。
増田「小山、案内よろしくー。」
小山「了解です」
…重苦しい車内。
でもよく見れば。
増田はちゃんとAちゃんの手を握り…。
その指はしっかりと絡み合っていた。
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Johnnyッ仔(プロフ) - Milk−Tさん» そう言えば、キスマイ出てましたねー!! 私も観ましたー!!かっこいいって罪だなって改めて思った瞬間でした(^^)もう移行の時期なんですねー!(◎_◎;)いやー、最初から読みなおしていきたくなりました! まっすーかっこい!ますます惚れちゃいます(//∇//) (2017年2月16日 23時) (レス) id: c54092ba3f (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - たかひー▼さん» コメントありがとうございます♪このシリーズもまだまだ続きますwなにせ、私が楽しんでいるので笑。明日移行しようかなと思ってます♪またコメント待ってますね。 (2017年2月16日 23時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
たかひー▼ - ありがとうございます! 私こういうシーンすっごい好きです!(笑) ちょっと早いですが移行おめでとうございます!私は今後が気になるのでぜひ移行をしてほしいですが無理せずにしてくださいね?いつでも待ってますので!'∀'♪ (2017年2月16日 19時) (レス) id: 56791a1379 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - たかひー▼さん» 入試お疲れ様でした。ムフフ。できましたか?なのにもう波乱が、っていう状況ですwそしてもう移行なんですよね。今日しようか明日しようかってところです。すでにvol10に突入しようとしてますwまたお付き合い下さいね! (2017年2月16日 16時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
たかひー▼ - こんにちは!無事公立の試験も終わり全て解放されました!ムフフ…//しに戻って来ました!やっぱりたかひさイケメンと思ったらノゾミさん来ましたね(笑) 今後の展開楽しみです!更新待ってます! (2017年2月16日 12時) (レス) id: 56791a1379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milk−T | 作成日時:2017年2月8日 12時