小悪魔☆ハニーvol.5《T.MASUDA》

story204 ページ9

翌日…。







小山「明日⁇」


増田「そー。どうせ暇だろ？付き合って♪」









小山「どうせって…。ひどくなぁい？」

増田「ひどくなぁいｗ」









小山「いいよ。どーせ暇だしｗ」

増田「サンキューです‼」









明日のAの見送り…
1人で行くのもなんだか恥ずかしいし。









小山もAの事を可愛がってくれているから付き合ってもらうことになる。









本当は今日会いに行ってやりたかったけれど…
会社の送別会に参加しなきゃいけないから
有岡家に行けず。









家庭教師も…オレの仕事の都合もあったりで。大貴がﾃｽﾄ週間のときだけっていう約束になった。









そうなるとなかなかAに会う時間がないけど…。

もう…付き合ってるようなもんだし。
会うのに口実はいらないからって思っていた。








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仕事も終わり。
そのまま送別会へとなだれ込む。








転勤する人と…
定年退職する人。









あまり関わりのない人だったけど。
1人は海外転勤で…。家族を連れての
移住のようだった。









ｵﾚは小山や手越、ｼｹﾞと座り…
ﾜｲﾜｲと楽しんで飲んでいた。









女子社員「ﾋﾞ-ﾙたりてますかー？」

小山「あー…もらおうかなー。」








こうしてみると…
気の利くコと…我関せずのコと…。
いろんなﾀｲﾌﾟのｺがいるなー…。









やっぱり気の利くコの方がいいな。
Aもそうなってほしい。









アイツもいずれ働くと…なんて。
先の想像をしてはﾆﾔつくｵﾚ。









女子社員「あれ、増田さん、いいｺﾄあったんですか？」


増田「ん？いや、別にー…」









手越「好きなコの事を考えてたんだよねー？」


増田「うるせーわｗ」









女子社員「え？増田さん彼女いるの？」

増田「いや…彼女…というか」









女子社員「えー…なんか残念かもー」

増田「あ、そうなの？」









女子社員「飲みに連れてってあげたかったなー」

増田「いや、連れてってくださいよｗ」









社交辞令だと思うけど。
別に会社の人と仲良くなるのはいいことだと思うし…。









特別なこととは思わず。
普通に連絡先を交換した。

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