小悪魔☆ハニーvol.5《T.MASUDA》

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Aにしがみつかれながら…
ｵﾚは構わず話を続けた。









増田「この前…友達が来たって言っただろ？
その時に山下ってのがいてさ。


…久々に飲んだんだ。


で。Aの話になってさー。」









A「私…？」









増田「そー…。そしたら会いたいってｺﾄになって。今度みんなで遊ぼうって。…行くだろ？」









Aは…不安そうにｵﾚを見上げ。
「女のﾋﾄ....??」って聞いた。









増田「山下は男だけど…女の子もくるよ」

A「……行かない…。」









増田「なんで」

A「………。」









……？









増田「さとみちゃん、すっげーAに
会いたがってたよ⁇」

A「行かないったら行かない‼」









なんで？









Aはしがみついたままｲﾔｲﾔって首を振る









あー…ひょっとして。







増田「さとみちゃんは山下の彼女だからw」

A「……彼女…？」








増田「Wﾃﾞ-ﾄ、ってやつ？なんかAを
美人にしてくれるんだってw」


A「……///」









増田「ｵﾚの浮気相手でも、憧れの人でもありませーんw残念でした♪」









そう言ってﾎｯﾍﾟをつねると恥ずかしいのか
さらに口を尖らせて拗ねた。









その唇にそっと口付けて。
「心配しすぎ…w」と頭を撫でると
Aは突然甘えん坊…///









ｵﾚの首に手を回して、ぎゅーって抱きつく。
「苦しいってばw」と背中をﾎﾟﾝﾎﾟﾝ......。


「ﾔｷﾓﾁ?」って顔を覗くと、目がｳﾙｳﾙ...w









「そんなに心配すんなって。」となだめると
Aは「だって…///」って甘える。









増田「好きだよ…って…言っただろ？」

A「……///」









増田「ちゃんとAのこと。
好きだから…安心しなさい。」



A「……///」









増田「もし心配なら……」

A「…？」









増田「……会いにこい///」

A「え…？」









増田「いつでもいい。勝手に会いに来い。」

A「……ｳﾝ....」









増田「今度…餃子。作って？」

A「…うん♪」









ﾆｺﾆｺのAの頭をなで。
「また、明日な？」とｵﾔｽﾐのｷｽをした。









いつものようにAは家に帰ると
2階から手を振る。









Aの平常運転に顔をほころばせながら
帰宅しようとしていた。

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