小悪魔☆ハニーvol.5《T.MASUDA》

story243＊Ryosuke.Y ページ48

涼介side…





涼介「お前…面白いな。」

大貴「そーか？普通だけど？」



















涼介「あのさ大貴。
Aが帰ってきたら…ｵﾚに
電話してくれるように言ってくれない？」



大貴「えー…面倒臭さい…」









涼介「頼むから…」

大貴「自分で電話すればいーじゃん…」









出来ねーから頼んでんだよっ‼と…
言いたいところだけど、そこをこらえて。









涼介「大貴。ｺﾝﾋﾞﾆで好きなもん買ってやるから。頼まれてくんないか？」









すると。
「うん、わかった。」と…素直に言うことを聞く。


コイツ…知らない人についていくタイプだな…w









仕方なく大貴を連れてｺﾝﾋﾞﾆに行き…。
お菓子やらオニギリやら色々買わされて。





大貴「ありがとー‼」

涼介「約束。守れよ⁈」








大貴「なんだっけ？」

涼介「てめぇ…っ‼」









大貴「あー…。山田涼介に電話だw」


涼介「ﾌﾙﾈ-ﾑやめろよ。」









大貴「じゃー…山田さんだねw」

涼介「…まぁ…。いいんじゃね？」









「でも、ねーちゃんに男の友達がいたなんてなー」と不思議顔。





「今までいなかったの？」と聞くと「ぜーんぜん。男はオレとお父さんだけ。」と偉そうw









大貴「ねーちゃん、パパ命‼だったし…。」

涼介「ファザコンかw」








「他は…？」と聞くと…







大貴「あ。でも今はまっすーもいるかー。
でもまっすー彼女いるって言ってたしなー。」



涼介「へぇ…。」









大貴「でもさ。ねーちゃんも山田さんいたら
少しは女らしくなるかもな♪」


涼介「へぇ。家だと女らしくないんだw」









大貴「すぐ怒るしー。偉そーだし〜」


涼介「仲悪いの？


大貴「超仲良い‼」







…なら。
こいつと仲良くなっとくといいかもw









涼介「大貴、お前ゲームする？」









大貴「するよーー‼」


涼介「今度Aと遊びにおいでよ。
ｵﾚの友達、スッゲー強いから」









大貴「おー。燃えるぜー‼またねーちゃんに言っとくね。」









とことん単純な中学生ﾎﾞ-ｲ…。


どことなく性格はAに似ていて
とても話しやすかった。









これでAから
連絡があるはず。









そう信じて…。
ｵﾚは土曜日を待った。

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