ひと夏の恋~my girl~LAST LOVE【後編】《Kei.Ｉ》

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そのまま






お姉さんを抱き寄せて。









慧「今…頂上だよw」









そう言って
キスをした。









A「高いところ……怖くないの？」









イジワルな顔をして
お姉さんは聞く









慧「オレ……Aと一緒なら
何も怖くないよw」








A「本当に〜…？」









慧「あー…ｵﾊﾞｹとｼﾞｪｯﾄｺ-ｽﾀ-は無理だけどw」





A「あはは♪」







慧「あとは……」








A「えーまだあるの？」









慧「Aが……








………いなくなること……かな」









A「……」









慧「Aがいなくなることが
1番こわいよ」






そう言って
唇を重ねる









このまま…



時が止まればいいのに……









いつもそう思う。









気持ちを抑えようと思っていても
そばにいるとどんどん好きになって…









夏なんか来なければいい…









そう思ってしまう。









「ハマりすぎないように…」





マスターに言われたけど…









出会った時からもう

オレはお姉さんに溺れていて






今さら抜け出そうなんて
出来るわけもなかった









お姉さんは……







明るくて、可愛いけど…


本当は人一倍寂しがりやで
甘えん坊……



いつも誰かいないとまっすぐ進めない









夏までってわかっていても
その先までを考えて

ずっと一緒に居られるんじゃないか…



そんな気さえ起きてしまう









そう思うと
なかなか唇を離すことができず…


何度も何度も
お姉さんの頭を抱き寄せて
キスを繰り返す





どこにも行かないで……









……でも









オレの胸をﾄﾝﾄﾝと叩き



A「もうすぐ…ついちゃうw」





お姉さんはそう言って
唇を離した









慧「もう少し…」





オレのその声は
「だめだよ…」と


優しく遮られた






・


・


・




慧「A……っ……気持ちいい…？」



A「あっ……んっ……んっ…」









結局我慢できずに
近くのラブ ホへ入り





「待って…」というお姉さんを
少し強引に押し倒してしまった…






A「もう……お金無駄遣い…///」


慧「Aがいけないんだよ？
見てると…すぐ抱きたくなっちゃう…///」



そう言ってキスをすると

「私…壊れちゃうw」



と


恥ずかしそうに笑った。

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