story319 ページ42
全然乗り気ではないけれど。
がっちりオレの腕を掴むお姉さんに逆らえず
乗ることになる。
慧「あー…こえー…」
A「まだ乗ったばかりだよw」
こわい……
とはいえ、夜景の上を見下ろすのも
なかなかいい感じ。
A「きれいだねー…」
そう言って窓の下を覗くお姉さん。
慧「ね…隣きてよ」
A「いいよー」
頂上まではまだある。
でも…
そろそろ渡さないと間に合わない…
慧「A。はい、これ。
お誕生日おめでとう…///」
A「あ。ありがとう♪開けていい?」
慧「うん。」
箱を開けると。
A「わぁ。出来たんだね♪」
1つの箱に…キラキラ光るペアリング
A「いのーくんの…付けてあげる♪」
慧「え、マジで?じゃー…はいw」
右手を差し出すと。
お姉さんの冷たい指先がそっとオレの手を掴み
A「……大好き…デス....///」
照れながら
ゆっくりと指輪をはめてくれた。
A「あ、似合うね…///」
慧「…交代ね?」
そう言って。
今度はオレがリングをつまむ
A「あ//ねぇ…もうすぐ1番高いところになるよ〜♪」
慧「……A」
A「見て見て…」
恥ずかしいのか…
なかなかオレの方を見てくれないお姉さん。
………てか、1番上なんて…
怖くて見れないし………w
オレは
お姉さんの右手をそっと握る
A「………///」
慧「A」
A「…はい」
何を言おうかなんて…
考えても全然思いつかなくて。
かっこよくキザなセリフも出てこない。
だから……
叶わないと知りつつ…
自分の想いを伝えようと思った。
慧「………ずっと……
オレのそばにいてくれませんか?」
A「えっ……」
慧「………愛してる……」
指先に…
そっと指輪を通し…
ゆっくりとはめていく。
視線をお姉さんに戻すと
ちょっと困ったような…
でも
すごく嬉しそうな笑顔でオレを見つめていた。
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さや - あ、すいません!みれました!勘違いでした! (2016年10月2日 18時) (レス) id: 6ff472496d (このIDを非表示/違反報告)
さや - あのなんかパスワードかかっててみれないんですけどパスワードなんですか?? (2016年10月2日 18時) (レス) id: 6ff472496d (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - とももさん» 有難うございます。もう少しお付き合い下さいw (2016年10月1日 15時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 山岡大介さん» お姉さんの巻き込み体質は身内に限らずSNSすら巻き込むと行くw火遊びが大火事になっちゃったパターンですw移行後もよろしくです♪ (2016年10月1日 14時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - まおさん» 世間が1番怖いかもしれないですね!お姉さんの巻き込み体質というか巻き込まれ体質というか。まっすーも大変ですw (2016年10月1日 14時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ichi | 作成日時:2016年9月23日 0時