ひと夏の恋~my girl~LAST LOVE【後編】《Kei.Ｉ》

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A「今日…助けてくれた御礼w」




ちょっと申し訳なさそうに笑う。






慧「彼女なんだから…助けて当たり前だろw」




A「ううん、かっこよかった…///」







面と向かって言われると…
すげー照れる…///




店員「お待たせいたしました。
商品こちらでおまちがいないですか？」



A「はい…」




店員「リングの裏に…文字も入りますがいかがいたしますか？」







2人で顔を見合わせて…







A「お互い別にしよ？出来るまでのお楽しみ♪」


慧「はいはい♪」



お姉さんも悩み…

オレもめっちゃ悩む。







慧「んー…わかんねぇ…」



店員「この表からえらんでもらってもいいですよ？」



慧「んー…///」






わからん…///
ｲﾆｼｬﾙ....?単語…？






慧「んー…///じゃあこれで。」






A「どんなのにした？」

慧「内緒だろ〜w」

A「気になる〜♪」


慧「Aは？」


A「…w」






なんて…

調子に乗ってﾍﾟｱﾘﾝｸﾞなんか買ってしまい…




後で後悔するのではと思いながら
支払いをすませる。









A「楽しみ…♪」








そう言って指を絡めて握る









お姉さん…
もうすっかり元気w








つないだ手をﾌﾞﾝﾌﾞﾝ振って歩く。









お姉さんは雑貨屋さんやﾄﾞﾗｯｸﾞｽﾄｱや…

いろんなお店でいろんなものを買う。






慧「旅行に行く前に買いすぎだろw」


A「本当だー…やってしまったw」









そんな会話が楽しくて。

この先もずっとこのままなんじゃないか…



そんな気さえしてくる。









買い物を済ませ…





2人揃ってmasqueradeのバイト。






今日はバレンタインだから
お姉さんはお客さんにチョコを配ったり
しながら忙しく駆け回る。









山田「おい…おい…‼」



慧「んー？」



山田「A…どうした？」



慧「なにが？」



山田「去年はバレンタインなんか嫌だって
こなかったのに…」


慧「あー…彼氏が優しいからじゃない？」




ﾊﾞｼｯ!!




頭を叩かれて。




山田「調子に乗ってんじゃねーよ」





慧「なんでさ…」





山田「お前…大丈夫か？」






慧「なにが？」







山田「いつか…別れるんだぞ？」






慧「知ってるよ…そんなこと…」









……知ってるよ…

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