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6話 ページ7

「さて、ペルソナを自分のものとしシャドウを倒すことが出来た。そろそろ君も向こうへ帰らないといけない」

「こっちと向こうの時間の進みは同じか?」

「あまり確実なことは言えないが……おそらく少しこちらの世界の方が遅く進んでいるだろう。こちらに入ったのは12時でもう結構たっているから既に向こうの世界は朝近くになっているだろう」

「なら早く帰らないと」


心配をかけてしまう。そう思いカグツチにそう言うとわかっていたかのように笑った


「安心しろ、来た方法は見ているから帰る方法を作ることは出来る。ほれ」


カグツチは両手で大きなテレビを作り出した


「これに入ってみろ、帰れるはずだ」


恐る恐る頭だけテレビの中に入れると部屋のテレビと繋がっていてそのまま出ることが出来そうだった


「おお、繋がっってる……!!」

「――密、頼む。こちらの世界はシャドウにまみれている。だからペルソナ使いが必要なんだ、だから……たまには来てくれ!」

「―――当たり前だ!約束しよう、オレはここにまた来るよ」



約束をした。約束はどんな事があっても守らなくてはならない。だから約束なんだ

そう言うとカグツチは安心したように手を振ってくれた

オレはそれを見てテレビの外へと戻った

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作者名:ヨル | 作成日時:2021年2月9日 1時

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