今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:10,820 hit
小｜中｜大
01. ページ2
もう何年も前のこと。5歳の頃だっただろうか。
物心ついた時から飲んでいた薬の副作用が出て
体調が不安定になり始め、朝起きる事が辛い時が続いた。
同い年のエマやノーマンから心配されたが
ママには「薬を飲んでいることを言ってはダメよ」と口止めされていたので伝えられなかった。
体調のせいか、当たり前のように取れていた
そんな日々が嫌で図書室で静かに泣いているとトントン、と肩を叩かれた。
「……俺が毎朝起こしに行ってやろうか
そんくらいしか出来ないけどさ」
自分から声を掛けてきたにも関わらず、
照れ隠しのようにぷいっとそっぽを向きながら
そう言ってくれた同い年の彼に
私は一瞬で心を奪われた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こうは＠Luna＃推しが尊い(プロフ) - めっちゃ面白かったです！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！！ (2022年2月16日 21時) (
レス) @page3 id: 908f16ce99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ステラ | 作成日時：2021年2月19日 23時
