〇初めての夜02 ページ34
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「え？！紫耀？！」
「なんや、やっぱりライン見てなかったんか」
「来てたん？びっくりした」
「泊まるから今日」
私の手には、可愛いパジャマと下着が入った袋があるわけで、
こんなの恥ずかしくて絶対バレたくないから、
とりあえず待ってて着替えると言って部屋に戻ってきた。
今日、これ、使う？
わかんない、どうやってそういう雰囲気になるのか。
「A〜〜、着替え終わった〜？」
「あ、待って今行く」
急いで買ってきたものをクローゼットに押し込んで紫耀が待つリビングに戻ると、
仁王立ちで唇をむぅってしてるから、
めんどくさくてUターンした。
「ちょ、ちょ！なんで戻るん！」
「面倒くさそうやったもん」
「俺彼氏やで！」
「なんなんも〜」
「はよ！こっち！」
グイグイ手を引っ張られて無理やりソファに座らされて、
で、どーだったんって聞いてくる。
「なにが？」
「岸くんと出かけたんやろ！あ、あとミキちゃん」
「ああ、楽しかったけど」
「俺も連れてってくれればええやんか！」
「今度ね」
だだをこねてる紫耀を横目に夜ご飯を作って、
お腹がいっぱいになって機嫌がよくなった紫耀と交代でお風呂に入る。
結局モコモコは勇気が出なくて着れなくて、
いつも通り。
「髪！乾かす！」
「また？」
「毎回やるねん！」
髪を乾かしてたらドライヤーを奪い取られて
優しい手つきで髪が乾かされていく。
「んーええ匂いする.....」
「同じ匂いでしょ、シャンプー同じなんだから」
「それめっちゃ幸せやな！」
「紫耀に髪乾かされると眠くなる」
「ふふ、もう寝ちゃうん？」
終わった、ってドライヤーのスイッチを切って、
洗面所に戻すと、
私の手を繋いで部屋まで連れてってくれた。
「寝ちゃうん？」
「ううん、まだ」
「ふふ、眠たそうなAはむぼーびで可愛ええな」
ベッドの上に座ってぎゅって抱きしめられる。
紫耀の肩口に顔を埋めてスリスリすると、
顔を紫耀の方に向けられて、
ちゅっとキスがひとつ降ってきた。
......タイミング今かも。
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ゆいゆい(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごい素敵なお話で、更新されるのが毎回楽しみでした(^^)次回の作品も楽しみにしてます！ (2019年3月5日 22時) (
レス) id: 2beda33980 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 完結おめでとうございます！大好きなお話でした！最後までホッコリするステキなお話で二人が幸せになれて良かったです。次の作品も楽しみにしてます！ (2019年3月3日 22時) (レス) id: 83e4350742 (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - 岸くん、幸せになれてよかったぁ。そして、素敵なおはなし、ありがとう！ (2019年3月3日 22時) (レス) id: 683cdc0270 (このIDを非表示/違反報告)
青 - ベリナさんおつかれ様でした！毎日幸せな気持ちで更新を待っていました！鬼キュンですほんとに！！これからも応援してるので無理をなさらない程度に頑張ってくださいね！ (2019年3月3日 21時) (レス) id: 126a7eccd0 (このIDを非表示/違反報告)
れもん - だいだいだいすきなお話でした、岸くんもしあわせになれてよかったです！！！次の作品も楽しみにしてます！！ (2019年3月3日 21時) (レス) id: 126a7eccd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベリナ | 作成日時：2019年2月14日 18時
