〇ヤキモチ02 ページ30
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昼休みになって、廊下が騒がしいなって思ったら、
「A〜〜〜」
って満面の笑みでブンブン手を振ってる紫耀がいて。
あれ、なんか約束しとったっけ。
「なに？」
「ご飯！一緒に食べよ！」
「え、私ミキと食べるんやけど」
「じゃあミキちゃんも一緒でええよ！」
私の返事も待たず、お弁当片手にずんずんクラスでミキが座ってる近くに座った。
「ミキちゃんあの時はごめんなさい」
「許しません」
「Aのこと取るからってヤキモチ妬いてまっただけやん！」
「違うでしょ、私応援しないって言ったの撤回する気ないから」
「ええ！それはいやや！何でもするから許して！」
「......紫耀何したん」
いやあ、Aと付き合う前にちょっと！って
テヘ！みたいな顔であんまり反省してなさそうやし。
ミキもミキで全然怒ってる気配ないから大したことやないな。
「紫耀はいいな〜、毎日Aのお弁当食べれて」
「ちゃうよ、Aのお母さんのお弁当」
「私がそんな早起き出来るわけないやん」
「え！お母さん公認とかめっちゃいいじゃん！」
「別に弁当はお母さんでもAの料理はいつでも食べれんねん」
「はいリア充爆発しろ！！」
うちで朝ごはんを食べて、お母さんが作った同じお弁当を持っていくのは幼馴染時代からのこと。
紫耀、優太と話す時こんな感じなんだってちょっと驚く。
「A、ミキちゃんと食べるって言って岸くんもいるんやけど、どういうこと」
「何か、いる」
「あかんて！なんでそんな仲良いん！」
「うわ、出たよ束縛男」
「お弁当食べるのもあかんの？」
「そもそも話したらあかん！って俺岸くんに言ったはずなんやけど！」
「それは無理だろ！」
紫耀がめんどくさいのは、何となく分かってたけど、
優太に対する対抗心が明らかにおかしい。
私がちゃんと紫耀のことすきなの、知ってるはずなのに。
「他の男やったらA見向きもしやんけど岸くん何気にかっこよくておもろいから万が一取られたら困るねん！」
「マジ？！俺ワンチャンある？！」
「いやワンチャン狙うなっ！」
そんなふたりのやり取りを見ているの、
嫌いじゃない。
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ゆいゆい(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごい素敵なお話で、更新されるのが毎回楽しみでした(^^)次回の作品も楽しみにしてます！ (2019年3月5日 22時) (
レス) id: 2beda33980 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 完結おめでとうございます！大好きなお話でした！最後までホッコリするステキなお話で二人が幸せになれて良かったです。次の作品も楽しみにしてます！ (2019年3月3日 22時) (レス) id: 83e4350742 (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - 岸くん、幸せになれてよかったぁ。そして、素敵なおはなし、ありがとう！ (2019年3月3日 22時) (レス) id: 683cdc0270 (このIDを非表示/違反報告)
青 - ベリナさんおつかれ様でした！毎日幸せな気持ちで更新を待っていました！鬼キュンですほんとに！！これからも応援してるので無理をなさらない程度に頑張ってくださいね！ (2019年3月3日 21時) (レス) id: 126a7eccd0 (このIDを非表示/違反報告)
れもん - だいだいだいすきなお話でした、岸くんもしあわせになれてよかったです！！！次の作品も楽しみにしてます！！ (2019年3月3日 21時) (レス) id: 126a7eccd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベリナ | 作成日時：2019年2月14日 18時
