音の鳴る日。 (ページ9)

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思い出にしたくて。ページ9

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大晴とはただの友達になった。

大晴からしたら前からただの友達なんだけどね、笑

でも私は、大晴を好きな気持ちを卒業した。

ｺﾝｺﾝ____________

「はい。」

？「俺。」

「大晴？」

福本「うん。入ってええ？」

薬を投与し出してすぐの頃だった。

大晴が病室に来てくれた。

福本「どうなん？身体」

「ん、あぁ、平気やで^ ^」

福本「そっか。」

「なぁ大晴」

福本「ん？」

　

ほら、この“ん？”って声。

この声が大好きなんだ。

「私さ、あんたのこと好きなんだよね....っ笑」

福本「え、、。」

「でも！それも今日でおしまい！笑
私、あんたのこと好きな私を卒業する！！」

私がそう言うと大晴はいつもの優しい笑顔で「そっか」って返してきた。

福本「俺なんかのこと好きになってくれてありがとうな。」

「いーえ笑次は大晴よりもーっと素敵な人になって優香ちゃんと大晴以上のカップルになってやる！」

福本「あはは笑俺らも負けへんし！笑」

大晴に対しての大好きはもう永遠に封印されました、！

思い出にする。

「好きでした。」