58 ページ8
末澤s
「あ、誠也くんっ！！」
末澤「よ^ ^」
「よっ！笑きてくれたん？」
末澤「受験な、終わったで^ ^」
Aが事故って動けなくなったことを知った時。
俺とリチャは大学受験で手一杯やった。
まともにお見舞いも行けない。
めっちゃ行きたかったけど大吾に止められた。
大吾「誠也くんとリチャくんは受験に専念してください。あいつに誠也くんたちが自分のせいで落ちたとか思って欲しくないんです。」
あぁ、兄ちゃんしてんなって思ったわ。
たしかにこれで俺たちがあいつばっかりに構ってて落ちたりしたらあいつは確実に自分を責める。
だから、、受かるまで、会いに行かなかった。
「お兄ちゃんから聞きました^ ^
合格、おめでとう。」
末澤「っ....ありがとう。」
数ヶ月ぶりに会うAは俺が想像してたよりずっと、、身体も弱って、触れたら消えてまいそうやった。
「誠也くんに見せたくなかったなぁ、笑
こんな骸骨みたいな私。」
末澤「...会いたかった。ずっと、」
「え、」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ______________
？「A〜」
「あ、、」
病室の扉が開いた瞬間、俺の眉間が一気に狭まった。
「大晴、^ ^」
福本「あ、誠也くんきてたん」
末澤「あぁ、うん」
福本「ほら、これ。」
「あ、プリンやん笑ありがとう〜」
え、、、なんや、この感じ。
前は感じてた太晴に対してのAの雰囲気が違う。
恋をしてる目じゃない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はじめちゃん | 作成日時：2020年8月9日 1時
