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佐野s
大吾「....晶哉、あのな」
2人が飲み物を買いに出て行った途端、大吾くんの顔がすごく真剣になった。
大吾「あいつな、脚に麻痺が残るって言われたんだ」
佐野「え、、、。」
脚に麻痺って、、。
簡単に言うと一生まともに歩けないってこと、？
大吾「ごめんな、驚かして。」
佐野「あ、いえ、。」
大吾「薬を投与しながらリハビリして麻痺を軽くする治療もこれからしていくらしい。」
佐野「改善はするですか...？！」
一瞬喜んだ。
でもその喜びは大吾くんの顔を見てすぐに無駄なものだと知ったんや。
大吾「.....薬で、薬の副作用でAはどんどん心も身体も弱っていく。」
佐野「え、、、、」
唖然とした。
言葉が出なかった。
それは隣にいた大橋くんも同じで病室は真夏の蒸し暑い熱気とセミの鳴き声が聞こえた。
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作者名：はじめちゃん | 作成日時：2020年8月9日 1時
