買えないなら飼えばいい【文スト】【立原道造】

ペットへの道を4歩 ページ6

A視点



立原「あの？？」



『どしたの立原くん。首輪外したじゃない』



立原「いや、リード付きのやつ外してリード無しの首輪付けただけじゃないっすか！？外すって言ってたじゃないっすか！」



『外したじゃん。リード付きは。』



立原「こっちも外してくださいよ！というかどうせ首輪つけるならなんで1回外したんすか！」



『え、だって流石の立原くんも外では暴れないでしょ？だからこっちに変えた。』



立原「…つまり車の中では暴れると？」



『うん。実際暴れそうだったじゃん。私の異能力がなかったらやばかったよー』



立原「そりゃあ抵抗はしますよ首輪つけられたくないっすもん」



『それより早く浴衣買いにいこー』



立原「なんで急に…？」



『あとで祭り行くから』



立原「え？？」



『え、祭り行きたくないの？』



立原「まぁ行きたいかって言ったら行きたいっすけど…」



『じゃあ買いに行こーう！』












買い終わって現在家。



『よーし！浴衣も買ったし、着よう！』



立原「つっても俺着付けできないっすよ？」



『大丈夫！私はできるから！』



立原「いやだからってどうするんすよ…」



『私が着付けてあげるよ』



立原「は！？」



『ほら、早く脱いで脱いで』



立原「い、嫌っす！どうにかして自分で着ますから！」



『えーできるのー？立原くんにー？』



立原「で、出来ますよ！」



『ふーん…じゃあ私は自分の部屋で着替えるから、立原くんはリビングで着替えてね』



立原「はいっす…」






15分後…



『よーし！終わったよー立原k「うわぁぁ！？」…立原くんまだそこまでしか終わってな「うるせぇ！見んな！！」照れてる立原くん可愛いねー「うるせぇ！」』



そう、現在立原くんは浴衣を羽織り着丈をきめたところまでしかおわっていない。



『ねぇやってあげようかー？』



立原「自分でやるっす！」



『ほーら貸して』



立原「うわっ！？」



『上前幅がずれないように上前をいったん開き、下前を差し入れて、つまさきを7〜8cmくらい上げて…』



『ほら、立原くん。腰紐ない？』



立原「ぁ、こ、これ、っす」



『なーに立原くん。照れてるー？』



立原「照れてないっす！」



『そっかー。』







『よーし終わりー！さ、早く祭り行こー！』



立原「…」



『立原くん顔真っ赤だねぇ？』



立原「うるさいっすよ！っ、早く祭り行くっすよ！」

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