猟犬の5人目に依存された件【文スト】【立原道造】

1.兄を職場に置いてきた事件 ページ3

A視点


立原「あ、そういえば名前言ってなかったっすね。俺は立原道造っす。」



『わ、私は坂口Aです』



立原「坂口…坂口さんの妹っすか」



『そうです。立原さんは猟犬の5人目の方…ですか？』



立原「え、なんで知ってるんすか！？」



『福地さんがこの前酔っ払ったとき自慢してました』
　


立原「マジすか…なんか嬉しいっす」



立原「ということで付き合ってくれないっすかn『だから初対面でそれは早すぎでは！？』そうっすかね…」



『とりあえず、もう少し時が経ってからにしましょう！？ね！？』



立原「わかったっす…。あ、じゃあ連絡先交換しましょう」



『あ、いいですけど…』



立原「っしゃ！！！」



普通そこまで喜ぶか…？



立原「ありがとうございます！」



立原「一生の宝物にするっす！(？)」



連絡先に宝物もクソもあるか…？



『じゃ、じゃあ私はこれで…』



立原「また明日会いましょうね！」



『え？？？』



…明日会うのか？？え、でも明日猟犬と合同任務とかないと思うけど…。



まぁいいか。



ﾋﾟﾛﾝ



あ、メール。



立原さんからか…？



あ、違う。兄さんだ。



えーと…なになに…



仕事終わったら一緒に帰りましょうと言いましたよね？今から僕も終わったので待っててくださいね



…ﾔﾍﾞｯ忘れてた。



兄さん…シスコン具合がすgﾋﾟﾛﾝ



また？



…あ、次は立原さんからだ。



えーと…



送れてますかね…。見れてたら…えっと…これからよろしくお願いします！



…立原さんってなんか後輩感あるよな…。



なんか可愛い。



「A。何故僕を置いていったか言ってください」



『！？に、兄さん…あー…その理由は忘れてたからだよ。ごめん兄さん』



安吾「夜は変な男が彷徨きまわっているので危ないと何回も言ったでしょう…全く…」



安吾「…………Aを男に取られたくないですし………………」



安吾「とにかく、Aは可愛いんですからそこらへん気をつけてください。わかりましたね？」



『はいよ〜』



兄さんは辻村ちゃん曰く圧倒的シスコン、らしい。



そんなか…？



安吾「ほら、帰りますよ」



『あ、うん。りょ。』



安吾「りょ。ってなんです？」



『了解を省略した言葉。』



安吾「省略し過ぎでは…？？」

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