SHOW TIME 〜その唇を盗みに〜

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西島｢ふーん宇野ちゃんのことね｣
A｢はい、まぁ｣


今ここに西島さんしか居ないし
あのまま居なくなるのも気まずいし、仕方なくね！

西島｢で？なんで部外者にそんな事教えなきゃいけないの？｣
A｢ｯ‥‥｣

部外者って確かにそうだけど
やっぱりこの人苦手だわ…なんなのよ
別に知りたくなんか
何が楽しくてそんなにニコニコしてんのよ

A｢別に知りたくなんか無いわよ！それと、その薄っぺらい笑顔貼り付けるのもやめて｣
西島｢言ってくれるね、大体の女性はコレでオチるんだけどね｣
A｢私はそんな簡単な女じゃないから｣


その場は変に空気が張り詰めて二人の間にはバチバチと何かが見える気がした

末吉｢ちょっと、なにしてんの｣
西島｢ん？この子が宇野ちゃんの事教えて欲しいって言うから何で？部外者でしょって話してたの｣
A｢‥‥｣

俯くことしか出来ない
私は部外者ですよ‥‥そうですよ


末吉｢そんなことで、別にいいんじゃない？｣


返ってきた返事は思っていなかったものだった

末吉｢教えてあげようか？｣

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