SHOW TIME 〜その唇を盗みに〜

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日高｢それマジで言ってんの？｣


日高に話してしまった直也くんが俺達を裏切って敵と繋がってるんじゃないかって、俺だってそんなふうに思いたくないけど

西島｢じゃあなんで話をそらしたと思う？｣
日高｢それは何か個人的な‥‥｣
西島｢個人的な？｣
日高｢っ、分かんねぇよ！でも直也くんが裏切るなんて｣

宇野｢アンタ達こんな時に喧嘩してんの？！｣


俺達の声を聞きつけて来た宇野ちゃんにも流れで話してしまい

宇野｢そんなの！あるわけない！｣

その声を聞きつけて来た真司郎と秀太にも流れて話してしまい

末吉｢西島の考えすぎじゃない？｣
與｢秀太の言う通りや、ありえへんやろ｣

と廊下に直也くん以外全員集合してしまった
直也くんが裏切るはずが無い、分かってる。でもさっき聞いたことが本当にそう言うことでアイツに何かあったら…




＿＿＿＿私を攫いに来て





西島｢宇野ちゃん相手の居場所は？｣
宇野｢多分だけど把握出来てる｣
與｢まさか1人で行く気か？｣
日高｢1人でなんて無茶だ！｣

西島｢アイツに何かあったら遅いだろ！｣



居場所が分かってるなら話は早い
俺は1人走り出していた


末吉｢居場所教えてないのに、データ宇野ちゃんの部屋だよね？｣
宇野｢そう。って！私の部屋の番号知ってんの？！｣




浦田｢皆！相手が動きだした！乗込む‥‥て西島は？｣





宇野｢直也くん、聞きたい事があるんだけど｣

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