SHOW TIME 〜その唇を盗みに〜

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彼等の事はお父様の部屋の新聞で何回か見たことがあった、顔は無いけどこんなイケメンの集まりだったとは。彼等は盗まれたものを盗み返すという怪盗だった


與｢俺達はそのリングが欲しいねん｣
A｢欲しいならあげるわよ｣
日高｢でも、抜けない｣
A｢そうゆうこと、タネも仕掛けもないわ｣


ｸﾞｲ

？！
いきなり顎を掴まれて、か、顔が近い、息が鼻に掛かるぐらい

A｢なに？｣
西島｢嘘はついてないね｣
A｢あたりまえじゃない、このリングのせいで｣


奥の椅子に座っていた男が口を開いた


浦田｢俺達はそのリングが欲しいんだ、それで財宝が眠る場所を知りたい｣


彼等が財宝の場所を知りたがってるということはあのお宝はお父様が‥‥？


ツバキ｢このリングはあげるわ、財宝がある場所は私も知らない｣



男が西島と呼ばれた男をちらりと見る
西島は首を横に振る

浦田｢嘘は付いてないと｣
A｢言ったでしょ｣
浦田｢それなら向こうが行動に出るまで俺達と居てもらうよ｣


A｢条件があるわ｣

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