お魚軍団のリーダーには妹がいる

第３２話 ページ44

Aside

------あの日から数ヶ月


  ｢おはようございます、ライトです!｣

  ｢えっとですね、セカンダリです!!｣

  ｢え…このあとダホちゃんとか兄i...シルクどーしてんだろw｣



なんで私がカメラを構えてるかって？

それはね…



   ｢いつまで経っても起きてこないシルクを起こします｣

   ｢皆さん、スクショのご用意を｣



私は左手にカメラを持ち、そーーっと兄ぃの部屋に入る

するとそこには

ぬいぐるみを抱き抱えたまま寝てる兄ぃがいた

しかもただのぬいぐるみじゃない

私が夢の国で兄ぃに買ったぬいぐるみだ



  ｢いや、どんなところで似てんのよ私らw｣

  ｢いやね、前私もだまty...ダーマに誕生日プレゼント(嘘)でもらったぬいぐるみ抱き抱えたまま寝てたのよ｣

  ｢なんだろう、うちらの兄妹って人からもらったもの抱き抱える習性あるのかねww｣



だまちゃん...


おっと。そんな冗談言ってる場合ではない。

私は兄ぃにカメラを近づけ寝顔の写真をとる

そしてカメラを少し遠くに置き、
兄ぃに向かって



  ｢おきろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!｣

Sl｢?!?!?!｣

  ｢起きなさい。｣

Sl｢なんだ、i((ピーー))か…あと5分…｣



こいつ本名出しやがったな、許さん。

そんな兄には…



  ｢10秒以内に起きないならシルクの恥ずかしい昔の動画SNSに晒すぞ｣

Sl｢おはようございます。i...ライトさん。｣

  ｢よろしい。…私学校なのに兄ぃ全然起きないからどうしようか悩んだのよ、良心が痛むなか優しい妹が……｣

Sl｢うん、起きなかったのは悪かったし優しいのは認める｣((←

Sl｢でもお前遅刻するぞ？今8:00｣

  ｢え?!嘘?!ちょっと兄ぃ寝ぼけてないで早く言ってよ!!｣

Sl｢嘘ー、今6:30｣

  ｢.........兄ぃ｣

Sl｢はいw｣

  ｢今日ご飯無し。｣

Sl｢え、嘘だろ?!なぁライト〜許してな〜?お兄ちゃんが悪かったから!｣

  ｢やめろくっつくなーー!!｣



まぁ、兄ぃ起きたから…

終わりよければ全て良しってやつ?w

------------コメント

･イヤイヤいいつつ本気でいやがらない辺りライトもシルクのこと好きだよねww
------ジン@ウオタミ/ボン人

･駄々こねシルク可愛い!!
------モモクロード

･週末にこれはご褒美すぎる、ありがとう((←
  ------AMI

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