お魚軍団のリーダーには妹がいる

第２９話 ページ41

ダーマside

あの後俺達は

ウォータースライダーや
ジャングルの中を進む汽車、舟、
いかだに乗って色々な場所に回るもの、
熊が歌うもの

とにかく色んなものに乗りまくった

その間もAは嫌がらずに手を握っていてくれたわけで

もしかしたらAは俺を…!?
なんて妄想もした。((←

最後、光のパレードはAが張り切ったお陰で一番前で座って鑑賞
ペンライトを持ってウキウキする姿につい"幼稚園児みてぇ"と思い

口元がゆるゆるに緩んだままついカメラでAを撮る

その音に気がついたAは



  ｢あーー!!だまちゃん撮ったなー!｣



なんて笑いながらAもカメラを構えてきて撮影大会開始。

撮りすぎてお互い疲れ始めた頃、Aがふと



  ｢そういえば今日だまちゃんと一枚も一緒に撮ってない｣

Dm｢いや、撮ったろ。最初フィッシャーズ全員で｣

  ｢違う違う、だまちゃんと二人で撮ってないの｣

Dm｢あぁ、確かに。…いや、だからなんだよ?｣

  ｢一緒に撮ろ｣



...?!?!?!

突然の言葉に俺は焦る

二人で撮るってことは…自撮りだろ？
そうすると距離的にはクソ近く...

俺はすぐ赤くなるから運が悪ければAにバレ...

散々自分の中で葛藤したあげく、
こんなチャンスは一生ないと思い



Dm｢しゃーねーな…いいよ｣



照れ隠しにぶっきらぼうに言うもののAは気にせず

  ｢いっぱい撮ろ!!今まであんまりなかったんだから!!｣

ウキウキした顔でこっちを見るのでつい
"あぁ"
しか返せなかった

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