＊＊４ ページ14
Kento side＊
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「はぁ.....」
一段と深いため息をつく俺に、
「あのさぁ、予定通り、今週の分の準備は終わったんだろ？
これから週末フリーで最高の気分じゃないわけ？」
少し鬱陶しそうに眉をしかめて
風磨は横でパソコンから顔を上げた。
そう、今日は華の金曜日で
予定分の研究もさっき終わったところ
「....Aに嫌われたかも」
「はぁ？」
....まあ、自分でも、馬鹿げてるって思うけど
「デートに誘ったんだけどさ、
なんか、いやそうって言うか」
偶然会ったとき、土日の予定がないことを確認してから、誘ったんだけど
“え、お休みできそうなんですか？”
“あ、でも...”
....あのときの、複雑そうな顔が胸に引っかかる
「...じゃあ、ちゃんと言葉で嫌って言われたんじゃないわけ？」
「うん...」
そのあと、俺に電話がかかってきて、なにが“でも”なのか、ちゃんと聞けなかったんだよね
風磨は、はぁ、とため息をつきながら、俺の顔を見た
「...お前って意外と繊細なとこあるよな、特にAに対して。
ぜってぇ考えすぎだから」
「....かな？」
だといいんだけど。
「うん。
ってか、そろそろA、講義終わるんだろ？
迎え行って、ちゃんと話しろ」
ポンと俺の肩に手を置いて、行くように促す風磨
....くだらないとか言いながら、作業の手を止めて最後まで聞いてくれたの、
やっぱ、風磨っていいやつだわ
「ん、行ってくる」
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イチゴちっく(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！すごい励みになります(''＊)頑張りますね！ (2020年3月25日 21時) (
レス) id: 69137f1831 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めまして美紀ですセクゾ大好きで勝利君と聡くんとマリウス寄りのオール担当です最高です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気を付けてください (2020年3月25日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺ちっく | 作成日時：2020年3月19日 18時
