ちょっと上を目指す↑小説の書き方のお話。 (ページ2)

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登場人物とノート活用術。ページ2

精：次は登場人物だ。

は：キャラってこと？

精：まあ、そんなものだ。試しにお前、決めてみろ。そこのノートに大体で良いからいままで決めた事をまとめろ。

は：PCあるのに？携帯も、スマホもあるよ？

精：ノートだと、すぐに書けるだろ！自由に！

は：なるほど。じゃあ、カキカキ……。

精：書けたか。

は：書いたー！

精：早いな。見せろ。

＊嬢ヶ咲メルラン
＊中学一年生のお嬢様で、スポーツも勉強も日本一！
＊学校ではいつももてはやされてて、クラスのトップ！
＊性格も良いし、バレンタインデーには逆チョコを5000個貰うっ☆

精：なんだよこれはぁっ！

は：ちょっと、投げないでよ！なんでこれが駄目なの!? 他のをみてもこんなんだし！

精：ありえねーから駄目なんだよ！

は：え～。だって、小説だし、ありえなくてもいいんじゃ……

精：ったく……。あのな、占いツクールでは、夢小説っていうジャンルが一番売りなんだよ。
夢小説ってのは、名前を置き換えられる小説の事。
つまり、みんな自分が恋愛をしたり、冒険をしたりできるんだよ。
それなのにこんなぶっとんでる主人公で良いのかよ？
自分だと思えなくなるだろ!?

は：確かに。

精：もう少し、リアリティを出せ。ほら、やり直し。

は：は～い……。

精：消さなくてもいい。テキトーに線でも引いとけ。あとで見直せるようにな。

は：ほいほい。

精：まあ、この設定でもなんとかやっていけるけどな。

は：マジで!?

精：ああ。この主人公が惚れる男ってのが、駄目男だったりしたら面白くなるだろ？

は：確かに。ポイントは……ギャップ？

精：そ。小説は、欠点のある登場人物のほうが活き活きするんだぜ。

☆☆☆☆☆
まとめ：登場人物は、欠点を徐々に見せていくほうが引き込みやすい。ノートに小説の企画を書いておけば安心。
豆知識：登場人物に、連想させるものがあるとイイ！(例：主人公→食いしん坊など)