アイドルの妹

29話 ページ31

ライブ当日

歌い終わったすいかは少し吹っ切れた顔をしていた。

そして学校に戻るとすぐに学園長室に向かった

すいか「この前は話を聞いて下さりありがとうございました」

光石「吹っ切れたみたいね」

すいか「まだ、自分はどんなアイドルになりたいか決まってないですけど、でも私は歌っていたいって思いました。目標は星宮いちごを超えることだけど、ファンの笑顔が1番だった思い出しました」

光石「それは良かったわ。今日のライブもしっかりできていたし、新しいことにも挑戦してみなさい」

それからの日々はあっという間だった。
イベント、レッスンにトレーニング
お仕事も次第に増えて、バラエティに歌番組、
CDも2枚出した

みんながユニットを組み始める頃
すいかは1人アイカツに励んでいた

あかり「すいかちゃんはユニット組まないの？」

すいか「ユニットか...」

まどか「星宮先輩も一緒に組みます？」

すいか「私は...」

すいかはユニットを組まなかった。
誰かと一緒にアイカツをする事は楽しいと言うのは知っていた、ユニットを組むことで新しい一面をファンに見せることができることも知っていた。

すいか「そうだ！」


ここはドリームアカデミー通称ドリアカ

ノエル「すいか久しぶり」

すいか「のえるちゃん！どうしたの？」

ノエル「私ね、ドリアカでアイドルになることにした」

すいか「いいじゃん！」

ノエル「そこでね、私とユニット組まない？」

すいか「ユニットか...」

ノエル「ツウィングスみたいに」

すいか「それはいいかもしれないけど...」

ノエル「悩み事？ノエルが聞いてあげる」

すいか「お姉ちゃんとステージに立つまで誰とも組まないって決めたんだ」

ノエル「そうなんだ。すいかちゃんユニット組まないとできないアイカツだってあるんだよ？」

すいか「そうだけど」

ノエル「私も今年で3年だしあんまりユニット組んだりできてないからすいかちゃん一緒にやろ？」

すいか「学園長に聞いてみるね」

ノエル「私も聞いてみなきゃ」

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