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恭「っ」
「私は！笑顔の恭平が好きやから！心から笑ってる恭平が好きだから。そんな顔してほしくないねん！その顔さしてるのが私って考えるともっと辛いからっ…」
ｷﾞｭｯ
恭「あのときいじめがあってから俺もAの心からの笑顔見れてないし、俺に気使って作った笑顔で居られるのいややっ。お互いの本当の笑顔が見れる日まで。待とう。……別れよう。」
「っ！うぅっ…うっ、」
いざ恭平から言われるとめっちゃ傷つく。
恭「じゃあまたな！…Aちゃん」
「ばいばい。…恭平くんっ」
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駿佑Side
そんなことがあったんや。
和「何回話してもこの話泣けるわぁ…ｽﾞﾋﾞｯ」
丈「別れ方切なすぎるよなぁ。最後呼び捨てじゃなくすの。」
駿「え、なんか映画でも見てきた気分なんですけど。」
「「わかる」」
駿「そう考えたらちょうどその時期恭平一緒に帰らんくて。いっつも他の子と帰るからって。」
丈「みっちー。そういうことよ。」
駿「謎が解けました。恭平秘密主義やから恋愛事情なんも教えてくれんくて。いつの間に彼女おったんやあいつは。一時期暗い時期あったかも！」
和「みっちー。そういうことよ。」
駿「謎が解けました。」
「お兄ちゃん達また余計なことを話してる。」
和「やって口すべらしてもうたんや〜っ！」
駿「とかいいながら藤原さんボロ泣きやん。」
「思い出させんでよバカ兄貴ぃ！！」
丈「すまぁん！」
何やこの兄妹涙もろすぎやろ。
駿「藤原さん！！まだ恭平好き？」
「未練はあります、」
恭平との恋応援したいはずなんになんかモヤモヤする。
丈「みっちーもしかして好きなん？」
コソッとニヤニヤしながら言ってくるから。
駿「ちっ違うます。」
丈「わかりやす」
なんで俺ってこんな分かりやすいんやろ。
丈「頑張れよ。」
人生はじめて恋してもうたかもしれへん！！！！！
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作者名：AQUA | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ichigonandayo
作成日時：2023年10月23日 0時
