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「うん、外の空気吸ったら良くなった。」
恭「そ！よかった！ずっと青ざめた顔しとるからな笑」
「でも、みんな気づいてなかった」
みんな。誰一人として体調が悪いのを気づいてなかった。
恭「なんや、あんなかにおる誰よりもお前のこと分かっとる自信あんで」
「っ、なんそれ」
恭「ずーっと後悔しとった。あんとき俺がAちゃんを、いやAを手放さんかったら、支えとったら、少しでもAがたくさん学校来れてるんかなって」
「恭平が後悔することやないよ、」
恭「俺なんかが彼氏になってもうてごめんな、傷つけることしか出来んかった。」
「違う！恭平のせいやない、、」
恭平が自分のせいと思ってるのならそれは大きな間違い。
「恭平にはたっくさん助けられた。迷惑かけてもずっとそばにおってくれた！！そんな恭平を手放したのは自分や。私が謝らんといけん。」
恭「それ以上は言わんで。俺、あの約束忘れてへんで」
「約束、、？」
恭「「お互いの本当の笑顔が見れる日まで待とう」って」
私達が別れる時に言った言葉や。
恭「いつまでも未練たらたらな俺でごめん。でも、俺は本気やから。」
「きょうへ…」
恭「だめ。呼び捨てで呼ぶのはさっきで最後。俺、まだ本当の笑顔見れてへんからさ、見れたら本気で落としにいくで。Aちゃん」
「すぐに落ちるよ、、」
恭「俺の名前は、、？」
「恭平、、くん」
恭「、、、よくできました！」
そういって頭をワシャワシャしてくる。
「ちょ、髪崩れる！」
恭「あ、ごめん笑」
この会話を誰かに見られているとは思ってなかった。
駿「はぁ、、、俺に勝ち目なんかないんかな。」
続く
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作者名：AQUA | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ichigonandayo
作成日時：2023年10月23日 0時
