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丈「そろそろ学校いかんと勉強追いつけれへんで？」
「またいじめられるもん…」
丈「まぁ、気が向いたらいつでも行きいや？」
「うん…」
夕方5時。兄・丈一郎と将来のことについて話し合っていた。
丈「てか、髪伸びたな。そろそろ切りに行くか？」
「前髪ぐらいなら自分で切れるから大丈夫。」
丈「器用やな」
「別に…」
ピーンポーン
丈「なんか頼んだっけ？はぁーい」
ガチャ
駿「こんにちは！藤原Aさんのお家ですか？」
丈「A…？まぁそうですけど、Aになんか用ですか？」
駿「よかったぁ！迷ってへんかった…」
丈「あ、あの」
駿「あ、申し遅れました！今日から藤原さんのプリントを届けに来ます！道枝駿佑です！」
丈「プ、プリント？それなら毎週先生が…」
駿「いや、なんか、「道枝。今日から藤原の家にプリントを届けに行ってくれ」って言われて」
なんか騒がしいなと思って除いてみた。
「じょ、丈くん？」
丈「あ、A…」
駿「もしかして…」
丈「そう、この子がA。」
駿「は、初めまして。クラスメイトの道枝駿佑！よろしくね。藤原さん」
「藤原Aです…。」
丈「この子あんま喋らへんのよ。あ、まぁ聞きたいこと山々やからとりあえず家入り？」
え？なに言うてんの。
駿「え、いいんですか？」
丈「ここで長々と立ち話するのもあれやから」
駿「っじゃあお言葉に甘えて…お邪魔します。」
丈「で？君忙しくないん？」
駿「帰宅部で暇です。色々あって今家1人なんですよ」
丈「えっ夜ご飯は？！」
駿「インスタントラーメンかコンビニ弁当…」
健康にわっる。
丈「は？！」
駿「でっでも、たまにデリバリー」
いや、あんま変わらへん。
丈「いや。あんま変わらへん。」
おんなじこと思っとる笑
丈「え、夜ご飯食べに来る？」
「は？！」
駿「えぇ！喋った？！」
いや。猫が喋ったみたいに驚かんといて？
丈「いや、やって健康に悪すぎるやん！俺見て見ぬふりできん！」
「いや、和くんに聞いてみなあかんやろ！」
駿「めっちゃ喋るやん。」
いや。やからそんな驚かんといて？
ガチャ
和「俺がどうかしたん？」
駿「藤原先輩？！あ！藤原？！」
ひとりでめっちゃパニクるやん。
和「え、みっちーやん！やっほー！」
ここで2人目の兄・藤原和也。登場です。
丈「え、知り合い？」
「なに？そういうパターン？」
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作者名：AQUA | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ichigonandayo
作成日時：2023年10月23日 0時
