絶壁完璧キラキラ王子 ページ9
駿佑Side
楽屋でみんなおらんなか二人の俺とA。
ずーっと気になっとった。Aが恭平のこと嫌いな理由。
やから今二人やし気になるから聞こうと思う。
駿「なぁA」
「んーなにみっちー」
駿「ずーっと気になっとったこと聞いてもええ？？」
「気になっとったこと？なんやなんや」
駿「なんで恭平のこと嫌いなん？」
「なんで急に、」
駿「やって大切な仲間で同期やで？嫌いになるにも理由があるやん？？」
「なんでって嫌いに理由ってあるん？」
駿「好きに理由ってあるん？みたいに聞かんとって？好きに理由はなくても嫌いには理由あるから」
そういうと考え込むA。
ほんとは恭平のこと嫌いじゃないんちゃうんかなっていう期待も少しある。
「んー、言ってあげたいんやけど言ったら絶対なんか恭平に伝えそうやからいやや。」
駿「えー！そんな口軽そうなん？俺」
「なんか獲物だしたらヒョイッと引っかかりそうやもん。」
ない！！！、、、とは言い切れんなぁ、、、。
駿「ちゃんと理由はあるってこと？？」
「まぁ理由と言うかまぁあるよ」
どゆことや。さっきからよく分からんなぁ、
駿「そもそもほんまに嫌いなん恭平のこと」
「発言に腹立つし、嫌いというよりかはなんていうんかなんー」
駿「嫌いやないん？？」
「いや、んー、嫌い、やけど」
怪しいな。
駿「なんか絶対隠しとることあるやろ！！」
「えー？！何急に！」
駿「あ、もしかしてあの恭平とのドラマでときめいちゃったり？？」
「はぁ？なわけないやろ。私がアイドルでいる以上恋愛なんかしませーん」
駿「そんなんおばあちゃんになっても恋愛できんのんちゃうん」
「とにかく、そんなことない」
駿「でもいっちばん過激なシーンは終わったんちゃうん？？」
「撮影自体終わったけどな。クランクアップの写真出てるやろ？？」
急いでSNSをチェック。
あ。気づかんうちにもう最終話きてたんやこのドラマ。
駿「なんやこの写真！お前ら無愛想すぎやねん！」
「しょうがないやん！」
駿「嘘でもちょっとは笑えよ！」
「また次ないのがええけどこういうのがあったらする」
駿「言ったからな！」
「あ、ごめんトイレ行きたいから行くわ」
駿「行って来い」
バタンッ
行ったか、と思ったら
ガチャ
戻ってきて
「また教えれるときになったら教えたる。恭平のこと嫌いな理由。」
すごい大きな秘密がある気がする、！！
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作者名：AQUA | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ichigonandayo
作成日時：2023年9月17日 22時
