I'm not interested in the prince. (ページ2)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:1,118 hit

1 ページ2

授業終わりの十分休み

友達の桃香と話してたら急に、

桃「なー！A！学園の王子様達知っとるやろ？」

え、王子様？？

「え、この学園王子様いたん？」

桃「え？！知らんの？！」

目をカッ開いて言ってきた。

「知らんかったわ。てか興味ないし」

それを言ったら桃香がガシッと肩をつかんで

桃「人生損してる！！！」

とか言いながら揺さぶってきた。

「で、王子様は誰なん？」

桃「このクラスには3人いて駿佑くん、謙杜くん、恭平くんやで！」

「え？！道枝と長尾と高橋？！王子様やってんの？！」

桃「そう！！！」

？「俺らがなんやて？」

後ろを振り返ったら本人登場。

「道枝、長尾、高橋」

謙「な、なんや」

駿「苗字呼び聞き慣れへんわぁ」

恭「んー？」

「お前ら王子様やったんやな。」

その瞬間「・・・」って沈黙が流れて、

「「「え？！」」」

「え？なに？」

駿「自分から言うのもあれやけどこの学園で知らんやつおらんで！」

「おるやん。ここに」

謙「なんか悲しいわ、」

「それよりさなんで桃香は震えてんの？」

桃「こんなイケメンが目の前にいたら震えるやん！」

へー、とか思いながら教室を見渡すとみんながこっちを見て睨んでいた。

「おー、道枝・高橋・長尾めっちゃ睨まれてんで」

桃「絶対Aでしょ。」

え。嘘。

「みんなー！睨まんといてぇ！」

駿「バカやこいつ笑」

謙「普通伝えへんから笑」

恭「おもろ！」

なんか笑われてんねんけど。

変な奴らと絡んでもうたかも知れへん。