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ピーンポーン
あれから大ちゃんたちと別れた後、家に帰ってすぐチャイムが鳴った。
「はーい！って恭平！？」
恭「よ」
「何しに来たん？」
恭「それは置いといてお邪魔するでー」
「邪魔しに来たんならおかえりくださーい」
恭「なんでやねん」
「で、なに」
急に黙り込んで
恭「えっと、今日の修学旅行の班決め、ごめん」
「なにが？」
恭「俺中崎さんのことちゃんと断りきれんくって、」
「あー、ええよ別に！そんな気にしてへんし。」
嘘。ほんとはめちゃくちゃ気にしてる。
恭「俺、ほんまは謙杜とみっちーとAの4人でなりたかってん」
「私もやよ」
恭「あー！！もう！なんでそんな冷静なん？！」
「は、？」
恭「俺はAとなれへんくてめっちゃモヤモヤしてるんに！」
「え…」
恭平もなりたいって思ってくれてたことがほんまに嬉しかった。
恭「しかも意味分からん男2人となってさぁ！」
「いや、斎藤くんと矢内くんはいい人やで！」
恭「…」
急に黙り込むから、
「私やって！恭平達となりたかった！！！一緒に観光したりしたかった、！」
恭「え…、」
「こ、これでいい、？」
そうすると急に飛びついてきて
ギュッ！
「うお！」
恭「なんそれ！可愛すぎるやろ！」
それを言われた瞬間自分の顔が真っ赤になってるのがわかった。
恭「あ、照れてるん…？」
ハグしたままの状態で顔を覗き込んでニヤニヤしながら言うからもっと顔が赤くなる。
「うるっさい」
顔を見られたくなかったから恭平の胸に顔をうめた。
？「うえぇぇぇぇ？！！」
？「ちょっ、しっ！」
振り向くと、
「謙杜と駿佑？！」
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作者名：AQUA | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ichigonandayo
作成日時：2024年2月4日 23時
