伝えれないこの気持ち。【桃】 (ページ9)

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今日は班決めがある。

4人班。最低3人。

誰となるかはほぼほぼ確定してる。

恭平、謙杜。ここは絶対。

駿佑と一緒になるんやったら絶対千歳ちゃんついてくるよなぁ。

やから駿佑とは無理かも…

先「はい！自由に班決めろー」

「きょう…「高橋くん！長尾くん！」、え？」

なんで…？

千「私と道枝くんと高橋くんと長尾くんでやらない？」

駿佑は分かるけどなんで恭平と謙杜？

あ、これ。私から徹底的に友達奪おうとしてんだ。

恭「いや、でも」

千「4人班だし！入れたくてもはいれなくない？」

言葉が出なさすぎて立ち尽くしてると、

？「なー」

「え、あ…斎藤くん。」

同じクラスの斎藤裕也くん。

祐「恭平とかとやんねぇの？」

「あー、分からん！千歳ちゃんとこ行くんかもなって」

祐「俺のとこ枠余ってるけどくる？」

「え、大丈夫なん？」

？「大丈夫やで！」

「矢内くんまで、」

矢内日高くん。めっちゃおもろい。

日「最低でも3人やん？人数足りひんくって！！こっちからもお願いできん？？」

祐「頼む！！」

「お言葉に甘えて入るわ！」

祐「よっしゃ」

本当はもちろん恭平と謙杜と駿佑でやりたかったけどしょうがないよな。

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放課後

今、3年の先輩方とカフェに来てる。

大「班決めどーなったん！」

ニコニコしながら聞いてくる。

「はぁー」

流「え、良くなかったん？」

丈「え、え、仲直りしたのにあかんってどゆこと？」

和「何があったんか教えてや！」

「実は…」

班決めのときにあったことを話した。

流「っはぁー？！」

大「なるべく包み隠して言うけどその女クソやな。」

「それ包み隠せれてなくない？」

大「包み隠さず言うなら死んで地獄に落ちろクソビッチ。」

「めっちゃ包み隠してくれてたわ」

和「徹底的にあんたの周り狙われてんで。」

「そーなんよなぁ、ほんま最悪。」

丈「でも良かったなぁ誘ってくれて。」

和「ほんま！誘ってくれんかったらぼっちやで」

「斎藤くんと矢内くん控えめにいって好き」

大「控えめか？」

「普通に言うと大好き愛しい世界で一番好き。」

大「めっちゃ控えめや」

流「デジャヴ笑」

「まぁでも面白い二人やから楽しめそーや」

丈「ならええんちゃう？」

和「がんばれよ！！」

「ありがとーう！」

楽しい修学旅行になるかな？