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お昼休憩になって、
恭「みっちー行くで」
お弁当はいっつも屋上に行って4人で食べるんやけど、
駿「ほんまごめん。今日中崎さんと食べるから3人で食べといて」
え、、。
千「道枝くん！早くー！」
とか言いながら私の方を見て自慢気にニヤリとする。
駿佑と仲良くなれて嬉しい？駿佑から好かれて嬉しい？
あんたのことが好きって聞いてどんだけ辛い思いしたか分かってんの？
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一年の夏
駿「みんなに言いたいことあんねん」
「え！駿佑が？！」
謙「めっずらし」
恭「どしたん」
駿「俺好きな人できました！！」
「…え？」
駿佑に好きな人なんか出来へんって思っとった。
私のことが好きになることはなくても誰も好きにならんって思っとったのに、
謙「え？！誰？！」
駿「えっと、中崎さん。」
恭「あ、あの顔いいやつか」
「あ、あー笑か、可愛いもんなっ！」
駿「おん！それに顔だけやなくて性格もめっちゃ良くて、俺が一人やったら絶対に話しかけてくれるし、消しゴム忘れた時進んで貸してくれたり、ノート休んどって書いてなかったところも見せてくれんねん！」
は、なんそれ。
そんなの私やって駿佑が一人やったら話しかけてるし、消しゴムだって貸したし、ノートやって写さしてあげた。
幼なじみやからってこんな違うん？
恭「消しゴム貸してもろうて惚れるとかみっちーピュアすぎやろ。」
もう耐えきれん。
「ごめん、今日先帰る。」
気づいたら走っとった。
謙「え、ちょ！A？！」
駿「あーあ、まだ話終わってないんに。」
なんで？私が幼なじみやから？好きになって貰えんの？
なんやそれ。
もう諦めよかな。
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謙「よし。みっちーなんかほっといてはよ行こ。」
「そーしよそーしよ」
恭「じゃあな！Aと謙杜と恋バナでもしながら食うわ！」
いや聞いてへん。
駿「行く！」
「は？行くってどこに？」
駿「一緒に食べる。みんなと」
「あんた中崎さんは？」
駿「中崎さんも一緒でいいやんな？」
千「あ、うん！いいよ」
いや来んなし。二人で仲良く食べとけよ。
「「「「「いただきまーす」」」」」
謙「はい。じゃあA。好きな人おる？」
え。唐突すぎん？
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作者名：AQUA | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ichigonandayo
作成日時：2024年2月4日 23時
