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ピピッピピピ
「んー！よく寝た！」
大きく伸びをして、時計を見たら
「え？！うそ？！8時50分？！」
学校の登校しないといけない時間が8時。
親は他県に転勤で住んでて家にはいない。
「おわった、」
めちゃくちゃ急いで準備して
「いってきまーす」
誰もおらん部屋に挨拶する。
ガチャッ
となりの家のドアが同時に開いた。
「「あ」」
おったのは高橋恭平。幼なじみの一人。
恭「なんでおるんっ」
「ﾊｧｯ、こっちが聞きたいわっ」
一緒に走りながらくっだらない会話を交わす。
結局ついたのは9時30分。
休み時間中やったからまだマシや。
恭「大遅刻や、」
「いつものこと」
恭「確かに」
そんな話をしながら教室に入ると、
一番に目に入ってくるのは
2人目の幼なじみ、そして私の好きな人でもあるの駿佑の姿。
でも駿佑は女子と話していた。
その子は中崎千歳。駿佑の好きな子。
私達が来たのなんか気づかないほど喋ってた。
？「Aと恭平また遅刻やん！」
こいつは3人目の幼なじみの謙杜。
「え、謙杜もさ、家隣やん？ピンポンしてって言うてるやん！」
謙「いや！毎日みっちーとしにいってるわ！十分待ってもこーへんやん！」
「うそ、」
恭「俺のとこは？」
謙「恭平んとこのお母さんが「どうせおきんから先行っといてええよー！遅刻さすわ！」って言われるんやもん。」
恭「いやなんでやねん」
「お母さん起こす気ないな」
家の配置は私の家の左隣が謙杜の家。右隣が恭平。目の前が駿佑の家。
恭「えー！！俺そんなんされたら毎日遅刻するやんか！」
謙「いや目覚まし使え！」
「私目覚まし8時30分からしか聞こえへん仕組みになってんねん。」
駿「そんなん言うたら毎日遅刻やん」
「うわぁ！」
いつの間に？！さっきまで千歳ちゃんと話しとったくない？
駿「そんな驚かんでも！」
「急におったらびっくりするやん」
でもこっちに話に来てくれたのは嬉しい。
謙「あ、そーいえば2時間目席替えやって」
「「よっしゃー！！」」
「2時間目間に合ってよかったわ！間に合わへんかったらくじ引けへんもん」
恭「ほんまそれ！走って良かったわ」
駿「お前らほんま性格似とるな」
謙「ほぼ双子やろ」
一旦切ります！
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作者名：AQUA | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ichigonandayo
作成日時：2024年2月4日 23時
