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見上げるとそこには
きれいな栗色の短髪で白のワイシャツが良く似合う男の人が立っていた。
「あ、そうなんです!!!私のいちごミルクが出てこなくて、、、。」
すると彼はしゃがんで私と同じ目線になる。
バチッと目が合うと口角をあげてニコッと笑って
『俺に任せて』
そう言うと私に手を差し出し立たせてくれた。
任せるってなにを???なんて思ったのも束の間、
彼はきれいな長い指で拳を作り、そのまま自販機をひとたたきした。
ゴンッ
ガタッ
するとそこには四角のパックに入ったいちごミルクが落ちてきた。
彼は慣れた手つきで自販機からそれを取り出し私に
『はい、どーぞ。』
と差し出してくれた。
「え、すごい!!ありがとうこざいます!!!!」
『全然!俺もよくここで買うんだけど飲み物出てこなくてさ。でもほかの自販機じゃなくてどうしてもこの昔ながらのカフェオレが飲みたくて!!そしたらだんだんコツ掴んじゃった』
なんて目がなくなるんじゃないかってくらいクシャとした屈託のない笑顔を見せてくれる彼。
すると、、、、
??「おい優太!そんなとこで何してんだよ。」
ちょっと遠くの方からこちらを見ながら叫んでる黒髪で目がクリクリの男の人。
優太「あ、勝利!わりーわりー。すぐ行く!
じゃあまたね!!!!」
そう言うと彼はきれいな指でひらひらと手を振り
爽やかな笑顔を見せると去っていった。
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作者名:みるく | 作成日時:2019年9月3日 15時